人をほめると脳が喜ぶ

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人をほめると脳が喜ぶ

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★人をほめると脳が喜ぶ

同期発火を起こすポイントは、プラスの感情を込めて人に伝えることと、相手の自己報酬神経群を活性化させることにあります。

これをふまえると、コミュニケーション力をアップするには「うれしそうに人をほめること」が有効ということになります。
集団の和を重んじる日本では、人前で誰かを力強くほめることが少ないように思いますが、脳のしくみにもとづいて「意識的にどんどんほめること」をおすすめしています。

人をほめるには、ときに超えなければならないハードルがあります。
自分のライバルや目下の人をほめるには、その相手のことを認めることから始めなければいけないからです。
めったに他人をほめないという人は、往々にして「自己保存」のクセが働き、相手を素直に認められなくなっていることが多いものです。
会社でマネジメントをする立場にある人のなかには、「ほめるより、難しくあたって統制をとるべきだ」と考える人もいますが、これは裏を返せば「反抗されたくない」という考えの表れといえます。

人をほめることは、そのまま同期発火を起こしやすくすることにつながります。

相手を喜ばせるということだけでなく、人とのコミュニケーションをスムーズにし、相互に思考を深めることまで可能にするのです。

上司であれば、チームのメンバー全員と意思疎通ができ、思考力が高まって成果をあげられるほうが望ましいはずです。

ほめるときは必ず相手の方を見て、「自分もうれしい」という気持ちを込めて伝えることが大切です。
横を向いたまま、たんたんと「よくがんばった、次もよろしく」と言うのでは、相手のA10神経群が同期発火を起こしにくくなりますから、ほめる意義が半減しかねません。
シャイな方はほめ下手になりがちですから、注意が必要です。

うれしさを表して思い切りほめることは、相手の「仲間になりたい」「人に役に立ちたい、貢献したい」という本能に働きかけることでもあります。

ほめられて嫌がる人がいないのは、脳の本能から考えて当然なのですが、それは「自分が認められる」ということもさることながら、「相手が喜んでくれている」ことが非常に大切なポイントになっているのです。

勉強や仕事も、他人からの評価だけを考えてやるより、「結果を出すことで誰かを喜ばせられる」と感じることが、脳のパフォーマンスを引き上げます。
ほめ言葉は自己報酬神経群を活性化させる効果があり、取り組み方だけでなく、ほめられた人の思考力も高めるからです。

また、ほめるときに大切な点として、相手のことをきちんと見て、ほめるべき部分をしっかり把握することもあげられます。
たとえば、部下が「自分で考え、工夫して営業したことで成果が上げられた」と思っているのに、上司が「君のガッツはすばらしい」とほめたとしたら、部下は喜ぶでしょうか。
おそらく、「ちゃんと見てくれていないんだな」と思うのではないかと思います。

小学生のころのことです。
今思いだしてもすばらしいと感じるのは、先生が一人ひとりを「えこひいき」していたことです。
つまり、全員に目を向け、良いところを見つけてはほめちぎってくれていたのです。
そして、どの子どもとも、それぞれに違ったて形で信頼関係を築いていました。
その結果、クラスメートは、その先生が教えることを、まるで砂が水を染み込むように吸収していきました。

「平等」という概念は、ときに間違いを含みます。
チャンスが平等であることが望ましいのは間違いありませんが、人を伸ばすには、「違いを認めて一人ひとりに全力投球する」という考え方が必要です。
とくに教育において、「同じように育てよう」と指向することは誤りであると思います。

人は違いがあるからおもしろく、また違いをもっているからこそ、それぞれに才能を発揮するものです。
その違いを認め、ほめる力を養っていきましょう。

※「自己保存」…脳は自分を守ろうとする本能
※「統一・一貫性」…脳は統一性、一貫性が保たれなくなるような情報を避けようとする本能
非常にわかりやすいのが、人は、自分と反対の意見を言う人を嫌いになるという反応です。
冷静に考えれば、意見が違ったからといって、それを言う人のことまで嫌いになる理由はないはずです。
ところが、脳は自らの意見と異なるものを「統一・一貫性」にはずれるために拒否し、また「自己保存」が働くことによって自分を守ろうとするため、相手の意見を論破しようとさえすることがあります。

※【同期発火】
人の感情や思考、ときには心までもが他人に伝わるのは、脳のA10神経群から始まる「ダイナミック・センターコア」の神経細胞群に「同期発火」を起こす力があるからです。
たとえば、誰かから悲しい話を聞いたとします。
すると、相手の発する情報――話の筋道、身振り手振り、悲しげな表情、あるいは涙など――を受け取った脳は、相手と同じように脳神経細胞を同期発火させるのです。
同一の、あるいは似たような情報を受け取ったとき、脳は相手の「同期発火ループ」とほぼ同じループをつくる力をもっているということです。

※【自己報酬神経群】
自己報酬神経群は、情報が考えるしくみに向かっていくときの「通路」であり、その名前のとおり「自分自身に対する報酬=ごほうび」を与えられることによって機能する神経細胞群です。
人間の脳のなかには、情報の流れにおいて、自分へのごほうびをモチベーションとして機能する部位があるのです。
そして脳内の情報の流れからわかるように、自己報酬神経群が働かなければ、脳は思考力を十分に発揮できず、考えや心、記憶も生まれにくくなってしまいます。
「ごほうびが得られそうだ、得るためにがんばろう」と脳がとらえるからこそ、それがモチベーションとなり、その後の思考力や記憶力が存分に発揮されるということです。
つまり、自分から「ごほうびを得るためにがんばろう」という主体性が伴わなければ、自己報酬神経群は働かないのです。
脳にとっての、ごほうびは利己的な損得の判断よりもっと広く、奥深いものです。
簡単に説明すると「うれしいと感じること」ということになるかもしれません。
これは、自分に役立つことだけでなく、目的や目標を成し遂げたり、人の役に立ったりすることが脳への報酬となることを意味しています。

※【A10神経群】
人間の目や耳から入った情報は、神経を通って視覚中枢や聴覚中枢に届き、そこからさまざまな脳内の神経細胞とその情報を伝える多くの神経回路を経由します。
短期記憶をつかさどる「海馬回」、危機感をつかさどる「扁桃核」、好き嫌いや興味・関心をつかさどる「側坐核」、言語や表情、感動をつかさどる「尾上核」、意欲や自律神経をつかさどる「視床下部」、匂いに対する反応にかかわる「嗅結節」など、これらの神経群のことを総称し、「A10神経群」と呼びます。
ここで生まれるのが「感情」です。
脳では情報に対して最初に「好きだ」「嫌いだ」といった気持ちが発生するわけです。
A10神経群」は、いわば感情をつくる中枢で、「A10神経群」が壊れてしまうと「気持ち」を生むことができなくなってしまいます。
情報に対する感情がなくなり、笑顔もつくれません。
「脳に悪い7つの習慣 より」

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ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

また、ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html