低体温は病気の元凶、高体温は健康の源

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低体温は病気の元凶、高体温は健康の源

体温が一度上がると、免疫力は500~600%上昇します。

でも、体温上昇のメリットはそれだけではありません。

体温が一度上昇すると、体の中のさまざまな場所で、劇的な変化が生じます。

まず、体温が上がると血行がよくなります。

血行がよくなるということは、血液がスムーズに流れるということなので、結果的に血流量が増えることになります。

血液量が増えると、体を構成する細胞に充分な酸素と栄養が供給されるので、同じ運動量でも筋肉の修復がスムーズに行われ、筋肉が増えやすくなります。

さらに、筋肉の場合と同じ理由で骨も丈夫になります。
つまり、体温が一度上がると、それだけで骨粗鬆症の予防になるということです。

また、血流量が増えると、胃や腸など消化器系の臓器にもよい影響が出ます。
具体的にいうと、胃腸が内容物を先に送るための蠕動運動が活発になるのです。

蠕動運動が活発になると、腸の中で発生する硫化水素活性酸素といった毒素が素早く排泄されるので、便秘の解消や大腸ガンの予防につながります。

体温が上がると、体だけでなく同時に脳の血流もよくなるので、脳の活性化が進みます。
とくに「海馬」という記憶能力に関わる場所の血流がよくなると、記憶力低下や認知症の防止に効果があります。

そして、体温が上がると、血行がよくなるだけではなく、酵素が活性化するので、その恩恵にあずかることになります。

体内の酵素が活性化すると、たとえば糖尿病の人ならインシュリンの作用がよくなったり、新陳代謝が活発になるので、細胞が若返ります。
新陳代謝が活発になると、見た目では肌が美しくなりますが、それは同時に体の中の細胞も美しく変化しているということなので、体全体にメリットがあるのです。

もちろん、こうした恩恵は、体温が一瞬上がったというだけでは得られません。
恒常的に体温が一度上昇した場合に得られるものだと考えてください。

そして、体温が恒常的に上がると、自律神経の乱れそのものが改善されていくので、その情報が体温中枢のある脳の視床下部に行き、視床下部の負担が軽減されることによって、同じ視床下部から分泌される生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンが整い、男性更年期障害にもよい影響が現れます。

体温がたった一度上がるだけで、これほど多くの、いえ、本当はもっと多くの恩恵が体にはもたらされるのです。

低体温が病気の元凶であるのとはちょうど逆に、高体温は健康の源だということを、心に銘記してください。
「体温を上げると健康になる より」

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本年は、「縁処日記」をご訪問していただき誠にありがとうございました。
沢山のコメントはブログを書く励みとなりました。そのときそのときのテーマにご感想をお寄せいただき、多くの方が「健康」について大きな関心をもたれていることを実感いたしております。
来年も、健康のお役に立つ情報を更新してまいりますので、
ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
新しい年が、皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。
感謝

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第二次世界大戦後、アメリカの月刊誌『リーダーズダイジェスト』に”赤いビタミン(ビタミンB12)が悪性貧血の患者の命を救う特効薬だ”との解説文が掲載されました。
その頃から、ビタミンB12は世界的に研究者の注目を集め、それに関連した研究(その合成法など)には、いくつものノーベル賞が与えられました。
そして、多くの研究者による努力の結果、ビタミンB12は、悪性貧血のみならず、神経系や内分泌系にも効果があることが明らかになったのです。

ビタミンB12によって脳の血流が活発になり、それにより脳の隅々まで栄養が行き届くようになり、死滅していた細胞が再生されるということが言われるようになりました。

食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれませんが、例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html