◆◇脳梗塞◇◆ 心が不安定になる情緒障害も後遺症の一つ

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◆◇脳梗塞◇◆ 心が不安定になる情緒障害も後遺症の一つ
 
脳梗塞の後遺症というと、手足のまひや言語障害などが大きく取り上げられますが、やる気の低下や気分の落ち込みといった情緒障害も、後遺症の一つとしてとらえられるべきです。
 
突然からだが思うように動かなくなったという事実は、大変大きなショックです。
気分が暗くなり、笑顔もみせなくなる(抑うつ状態)、感情の起伏が激しくなり、ささいなことで大笑いしたり、大泣きしたりする(情緒不安定)など、心因性の症状が現われる人は少なくありません。
 
また、将来に希望がもてず、何もかもがいやになることもあるでしょう。
言語障害がないのに話しかけても返事をしない、テレビや新聞のニュースにも興味を示さない、身だしなみに無頓着になる、リハビリにも消極的……。
このような自発性の低下は、後遺症の回復を遅らせることにもつながります。
 
しかし、たとえ後遺症が残ったとしても、その人の人間的価値が失われるわけではけっしてありません。
 
自身がそのことに気づき、生きる気力を取り戻すことが大切なのですが、情緒障害という後遺症の克服には、家族や周囲の人の気づかいや励ましが何よりも必要です。
 
また、情緒障害は、脳の血液循環の障害や特定の部位の障害によって起こることもあります。
このような場合は、薬物療法が効果を示すことがあります。
「徹底図解 脳梗塞 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
ビタミンB12は、十分にあると集中力や記憶力・やる気が高まり、精神を安定させます。
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