タマネギの効果的な食べ方

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タマネギの効果的な食べ方
 
《選び方》
薬効を主体に考えると、含硫有機化合物の多い品種が最も良いタマネギということになります。
といっても、含硫有機化合物は簡単には計算できませんが、辛味の強い品種ほどそれを多く含んでいますから、辛味の強いストロング系のもの、黄色いタマネギを選ぶようにします。
辛味の強いタマネギも加熱すると甘くなりますから、誰でもおいしく食べられます。
 
《調理法》
タマネギの有効成分は比較的熱に強いので、通常の調理法なら、その効果を大きく損じることはありません。
ただし、抗血栓、気管支ぜんそくの予防、抗炎症、殺菌などの目的で利用する場合は生の状態(切った後)で一定時間(30分ぐらい)以上おき、有効成分を作り出す酵素(アリナーゼ)を充分働かせてから加熱調理する方がより効果的です。
調理の際、水にさらすと、有効成分が流出してしまうので、そのまま用います。
 
食べる量は、50グラム以上(平均的なタマネギの4分の1くらい)で良いとされています。
毎日タマネギを食べられない人はタマネギ加工食品(濃縮乾燥粒など)を利用すると便利です。
ただし、タマネギ加工食品は原料の品種、製法によって効能に大きな違いがありますので、その吟味が大事です。
 
《正しい食事に併用》
タマネギは現代人の健康を蝕み(むしばみ)、生活の質(QOL)を低下させるほとんどの生活習慣病の予防・改善に有効ですが、決して万能薬ではありません。
ガンや心血管病、糖尿病などの病気は長年の生活習慣、とくに食習慣が深く関係していますから、食習慣を変えずにタマネギを摂っていても、病気が治る、良くなるという保証はありません。
しかし、毎日の食事に留意し、過食せず、よく噛み、その上にタマネギを常食すれば効能を充分期待できます。
 
《タマネギ万能ドレッシング》
タマネギ 2
A:砂糖 大さじ3、塩 小さじ2、酢 3/4カップ、サラダオイル 3/4カップ、みりん 1/2カップ、酒 1/2カップ、しょうゆ 1/2カップ
 
広口のビンに A を入れ、スライスしたタマネギ(水にさらさない)を加えよく混ぜ(振る)、必ず一晩置いてからお召し上がりください。(賞味期限:約1週間)
生活習慣病に勝つタマネギ料理 より」
 
 
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