からだに効く栄養成分

強肝、解毒、視力強化、老化防止・美容に有効な食材

強肝、解毒、視力強化、老化防止・美容に有効な食材 老化は活性酸素による体の組織の酸化、ブドウ糖によるタンパク質や脂質の酸化が原因と考えられています。 タマネギはその両方の作用を抑制しますから最も有効な老化防止食品と言えます。 ただし、活性酸素…

心血管病に有効な食材

心血管病に有効な食材 心臓病のほとんどは心筋梗塞が原因です。 心筋梗塞は、心臓に酸素や栄養を供給する冠動脈が血栓によって詰まり、血液が流れなくなる病気です。 脳卒中には、脳の血管が切れて出血する脳出血と血栓によって血管が詰まる脳梗塞があります…

ガンに有効な食材

ガンに有効な食材 ガンは遺伝子の異常によって体の細胞の一部が異常増殖する病気です。 年々治癒率は向上していると言われますが、今でも死亡原因1位の難病です。 遺伝子を傷つけ、突然変異を起こさせる因子(発ガン因子)として活性酸素があげられていますが…

タマネギで生活習慣病に勝つ

タマネギで生活習慣病に勝つ 《成人病が生活習慣病と呼ばれるようになったわけ》 日本人の平均寿命は第二次世界大戦後めざましく伸び、今では男女とも世界一です。 しかし、手放しでは喜べません。 平均寿命の伸びは、もっぱら乳幼児の死亡率が低下し、結核…

タマネギの効果的な食べ方

タマネギの効果的な食べ方 《選び方》 薬効を主体に考えると、含硫有機化合物の多い品種が最も良いタマネギということになります。 といっても、含硫有機化合物は簡単には計算できませんが、辛味の強い品種ほどそれを多く含んでいますから、辛味の強いストロ…

科学が証明したタマネギの多彩な効能

科学が証明したタマネギの多彩な効能 《ガン》 アメリカ国立ガン研究所のピアソン氏が提唱したデザイナーフーズ計画でも抗ガン食品として取り上げていますが、欧米や中国などの研究機関が行った多くの疫学調査により、とくに胃ガン、大腸ガン、食道ガンなど…

民間薬を超えたタマネギの効能

民間薬を超えたタマネギの効能 タマネギは慢性疾患に悩む現代人に最適の「薬」です。 日本では比較的新しい野菜ですが、中近東やインド、ヨーロッパにおいては古くから最もホピュラーな食品であり、利用価値の高い薬でもありました。 古代エジプトではピラミ…

食物繊維の特徴とはたらき

食物繊維の特徴とはたらき 食物繊維はからだの構成成分やエネルギー源にならないため、以前は栄養にならない不要なものとされていました。 現在では「人の消化酵素で消化されない食事中の難消化成分の総体」と定義され、栄養素の吸収をゆるやかにしたり有害…

内分泌・代謝の病気③(肥満、やせ)にはこんな栄養成分が必要

内分泌・代謝の病気③(肥満、やせ)にはこんな栄養成分が必要 ≪肥満≫ 肥満とは、からだに過剰な脂肪が蓄積している状態をいいます。 肥満のほとんどが、過食と運動不足が原因で、単純性肥満と呼ばれます。 現在の体重を、標準体重=(身長cm÷100)×(身長cm÷100)×2…

内分泌・代謝の病気②(高脂血症、甲状腺機能障害)にはこんな栄養成分が必要

内分泌・代謝の病気②(高脂血症、甲状腺機能障害)にはこんな栄養成分が必要 ≪高脂血症≫ 血液中には、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4つの脂質があります。 これらのうちひとつだけでも血液中に異常に多く存在する状態を、高脂血症といいま…

内分泌・代謝の病気①(糖尿病、痛風)にはこんな栄養成分が必要

内分泌・代謝の病気①(糖尿病、痛風)にはこんな栄養成分が必要 ≪糖尿病≫ 太っていて、やたらとのどが渇き、トイレが近く、空腹感があってなんとなく疲れやすいという症状があれば、まず糖尿病が考えられます。 糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンという…

消化器の病気⑥(胆石症、胆嚢炎・胆管炎)にはこんな栄養成分が必要

消化器の病気⑥(胆石症、胆嚢炎・胆管炎)にはこんな栄養成分が必要 ≪胆石症≫ 肝臓でつくられた胆汁は胆嚢で一時貯えられて、消化時に十二指腸潰瘍に送られます。 この胆汁から通る道筋を胆道系といいますが、この胆道系のどこかに結石ができる病気が胆石症で…

消化器の病気⑤(急性膵炎、慢性膵炎)にはこんな栄養成分が必要

消化器の病気⑤(急性膵炎、慢性膵炎)にはこんな栄養成分が必要 ≪急性膵炎≫ 膵臓から分泌される膵液には、でんぷん、脂肪、タンパク質を、それぞれ分解・消化する消化酵素が含まれています。 普通これらの酵素は腸に送り出されて活動を開始するのですが、何ら…

消化器の病気④(慢性肝炎、肝硬変)にはこんな栄養成分が必要

消化器の病気④(慢性肝炎、肝硬変)にはこんな栄養成分が必要 ≪慢性肝炎≫ B型、あるいはC型の急性肝炎が、発症後6か月以上たっても治らずに、炎症が続いている場合を慢性肝炎といいます。 近年、自覚症状も障害もないまま、急性肝炎を経ずに慢性肝炎を発症し…

消化器の病気③(脂肪肝、アルコール性肝障害、急性肝炎)にはこんな栄養成分が必要

消化器の病気③(脂肪肝、アルコール性肝障害、急性肝炎)にはこんな栄養成分が必要 ≪脂肪肝≫ 飲酒、肥満、糖尿病などが原因で肝臓に脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。 自覚症状がない場合もありますが、右上腹部に重圧感があり、押すと痛みを感じることも…

消化器の病気②(潰瘍性大腸炎、大腸ポリープ、クローン病)にはこんな栄養成分が必要

消化器の病気②(潰瘍性大腸炎、大腸ポリープ、クローン病)にはこんな栄養成分が必要 ≪潰瘍性大腸炎≫ 大腸の粘膜にただれや潰瘍ができる病気です。 原因ははっきりしていませんが、精神的ストレスや細菌感染、アレルギー反応、自己免疫現象などの要因が関連し…

消化器の病気①(胃炎、胃・十二指腸潰瘍、大腸炎)にはこんな栄養成分が必要

消化器の病気①(胃炎、胃・十二指腸潰瘍、大腸炎)にはこんな栄養成分が必要 ≪胃炎≫ 急性胃炎、慢性胃炎に分けられますが、どちらの場合も吐きけ、嘔吐、痛みなどが激しいときは絶食し、症状の回復に伴って、流動食からはじめ、徐々に普通食へと移行させます。…

循環器の病気②にはこんな栄養成分が必要

循環器の病気②にはこんな栄養成分が必要 ≪高血圧≫ 血液は心臓から送り出されて血管(動脈)を通り、末梢細胞に運ばれます。 このとき動脈の壁にかかる圧力が、必要以上に強い場合を高血圧といい、最大血圧が130mmHg以上、最小血圧が85mmHg以上(どちらかでも)と…

循環器の病気①にはこんな栄養成分が必要

循環器の病気①にはこんな栄養成分が必要 ≪虚血性心疾患≫ 心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養を補給している血管(冠状動脈)に動脈硬化がおこり、心筋が酸素不足になって発作がおきる病気です。 虚血性心疾患には、狭心症と心筋梗塞があります。 狭心症は、冠状動脈…

呼吸器の病気にはこんな栄養成分が必要

呼吸器の病気にはこんな栄養成分が必要 ≪かぜ≫ かぜはウイルスの感染によって上気道におこる急性の炎症です。 ウイルスの種類は200種類に及ぶといわれますが、そのなかでいちばん激しい症状をあらわすのがインフルエンザです。 症状は、鼻や咽頭の乾いた感じ…

脳の血管障害にはこんな栄養成分が必要

脳の血管障害にはこんな栄養成分が必要 ≪脳卒中(脳血管障害)≫ 動脈硬化などの血管障害が脳でおこり、血液の流れが悪くなることによって、意識障害やまひなどを発症することがある病気です。 脳動脈が破れて出血する脳出血と、脳動脈が詰まって血液の流れが妨…

<DHA・EPA情報>DHA・EPAはがんに効く

<DHA・EPA情報>DHA・EPAはがんに効く ≪DHA・EPAはがんに効く≫ 「魚を食べる頻度が低いほど、がんなどの病気で死亡する率が高い」という、故平山雄氏(元国立がんセンター研究所疫学部長)による調査結果があります。 このことに注目した矢澤…

&lt;α-リノレン酸情報&gt;「リノール酸とりすぎ症候群」を解消する

<α-リノレン酸情報>「リノール酸とりすぎ症候群」を解消する ≪加熱料理を避けるのが、α-リノレン酸の有効な使い方≫ α-リノレン酸を含む油は、非常に酸化しやすいので注意が必要です。 揚げ物や炒め物のように加熱する料理では使わずに、サラダやマリネに利用…

&lt;鉄情報&gt;お茶のタンニンや食物繊維は鉄の敵!?

<鉄情報>お茶のタンニンや食物繊維は鉄の敵!? ≪ビタミンCが鉄の吸収率をアップする≫ 鉄の吸収率は、平均してたったの8%です。 欠乏している人ほど吸収率が高まるとはいえ、貧血の予防のために、少しでも多くとる工夫をしたいものです。 まず、鉄の供給源と…

&lt;カルシウム情報&gt;カルシウムの吸収をよくするもの、悪くするもの

<カルシウム情報>カルシウムの吸収をよくするもの、悪くするもの ≪カルシウムの吸収をよくするもの、悪くするもの≫ カルシウムは食品によって吸収率が違います。 牛乳や乳製品が約50%、小魚が約30%、青菜が約18%です。 牛乳の吸収率が高いのは、牛乳に含まれ…

&lt;ビタミンE情報&gt;大気汚染物質から肺を守るビタミンE

<ビタミンE情報>大気汚染物質から肺を守るビタミンE ≪大気汚染物質から肺を守るビタミンE≫ 都市圏など空気の悪いところに住んでいると、眼がチカチカしたり、呼吸器官に障害が出ます。 光化学スモッグをはじめ、大気汚染物質は強い酸化力をもったものがほ…

&lt;ビタミンD情報&gt;ビタミンDをたっぷりとれば骨粗鬆症に有効

<ビタミンD情報>ビタミンDをたっぷりとれば骨粗鬆症に有効 ≪スモッグはビタミンDの大敵≫ 肌を老化させたり、皮膚がんの原因になったり、なにかと嫌われ者の紫外線ですが、ビタミンDのことを考えて見直したいものです。 ビタミンDには植物に含まれるD2と…

お酒の好きな人はB6で肝臓病を予防しよう

お酒の好きな人はB6で肝臓病を予防しよう <ビタミンB6情報> ≪生理前の不快症状やつわりに効く女性のビタミン≫ 生理前の憂うつ、イライラ、肩こり、腰痛など、月経前緊張症はつらいものです。 これは、ホルモンのアンバランスが原因のひとつになっています。 …

夏バテはビタミンB群で乗りきりましょう

夏バテはビタミンB群で乗りきりましょう からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。 B1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。 B1だけではありません…

≪加齢を感じ始めたら脳と神経のビタミンB12≫

≪加齢を感じ始めたら脳と神経のビタミンB12≫ 今から60余年前、アメリカの月刊誌『リーダーズダイジェスト』は、“赤いビタミン(ビタミンB12)が悪性貧血の患者を救う特効薬だ”と報じてセンセーショナルな話題を提供しました。 以来、“ビタミンB12”は、世界的に…