カロリーゼロ食品は腸の機能を低下させる

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カロリーゼロ食品は腸の機能を低下させる
 
 食事の原則はバランスよく活動量にあったカロリーをとることです。
ただ現代食は肉類が多く、糖質も多いのでどうしてもカロリーオーバーになりがちです。
 
もちろん、山盛りのご飯を毎日3食とっている人は少なく、多くの人はある程度カロリーを気にしながら食事をしています。
大切なことは自分が1日どのくらいカロリー消費しているかを知ることです。
 
仕事で1日デスクワークしている人なら2000キロカロリー、立ち仕事や外回りも多い人なら2500キロカロリーが目安になります。
プロアスリートなら5000キロカロリーは必要になります。
ただそのような生活をしている人はほとんどいません。
一般的には少し活動量が多いと思う人は2500キロカロリーを目安にするといいでしょう。
 
カロリー摂取についても、最近では表記されているお店も増えました。
食品にも表示されています。
少し意識するだけでそこまでカロリーオーバーになるような食生活にはならないのです。
 
カロリーオフの商品を選ぶのは、カロリー過多の人です。
そうした人たちの体内には中性脂肪があります。
カロリー摂取だけ制限しても、運動しなければ中性脂肪は燃えません。
カロリーオフの食品ばかり食べていてもやせないのです。
 
また腸を動かすのにもカロリーが必要です。
甘味以外にもたんぱく質アミノ酸もカットされているため、カロリーオフの食品をとっていると腸のぜんどう運動がうまくいかず便秘や下痢を繰り返します
 
大切なのは、しっかりとした栄養をとることで、カロリーの量だけで食事を気にしていたら筋肉量が落ちたり、免疫力が下がったりして不健康になります。
 
最近では、特定保健用食品(トクホ)もたくさんあります。
これらは病気の予防に役立つ食品という位置づけです。
 
ただ薬のように病気を治すためのものではないので、多くとりすぎてはかえって身体を壊す可能性があります。
老いるほど血管強くなる健康法 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質が増えるといわれています。
また、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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