満腹でも栄養不足になる現代の食事

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満腹でも栄養不足になる現代の食事
 
 化学調味料を摂ることで消化酵素が出てこなくなる。
つまり必要な栄養(ビタミン、アミノ酸など)が吸収されません。
毎食お腹いっぱい食べているのに栄養不足になってしまうのです。
 
栄養が足りなければ、血管壁も柔軟性を失い動脈硬化が起こります。
血液循環がよくないために新陳代謝が悪く、食べたものが筋肉や骨をつくるアミノ酸たんぱく質に転換されず、中性脂肪として身体に蓄積されてしまうのです。
太りやすくやせづらい体質になってしまいます
 
次に挙げるのは、多くの人が好んで口にしている要注意の食品です。
 
インスタントラーメン、菓子パン、惣菜パン、惣菜、ソーセージ、ハンバーグ、しょうゆ、みりん、料理酒、減塩しょうゆ、マヨネーズ、ケチャップ、ソース類
 
最初の食品はすべて加工食品であると一目でわかります。
しょうゆはどうでしょうか?
しょうゆは本来、大豆、小麦、食塩、アルコールのみでつくられます。
 
ところが、流通しているしょうゆの多くは脱脂加工大豆という大豆から油を抜いて加工されたものを使っています。
この脱脂加工大豆はヘキサンという油脂を分離する薬剤に浸されたものです。
 
また、減塩しょうゆも塩を抑えた分、保存性を高めるために抗酸化剤が使われています。
 
みりんも本みりんはもち米、米こうじ、醸造アルコール、糖類でつくられています。
ところが、同じみりんでもより安価に販売しているものがあります。
よくみるとみりん風調味料と書かれていて、主成分は糖類で、抗酸化剤も含まれています。
 
料理酒も同じです。
純米料理酒は米、米こうじ、食塩を原材料としています。
ところが、酒税率や製造コストの低い醸造調味料や合成清酒には、酸味料などが加えられています。
 
これら添加物の入った食品は、添加物そのものの影響もさることながら、化学的な味に舌が慣れてしまうことがいちばん恐ろしいと言えます。
 
本来の味覚が失われて、人工的な味しかおいしいと感じなくなってきます。
健康を害する食品が好物になってしまうのです。
「老いるほど血管が強くなる健康法 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質が増えるといわれています。
また、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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