肺の経路をつまんで痛いとかぜをひく

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肺の経路をつまんで痛いとかぜをひく
 
ゾクゾクと寒気を感じるその前に、かぜをひきかけているのに気づく方法があります。
呼吸にかかわる働きをしている肺の経絡をひじから手首にかけて軽くつまんでみましょう。
健康な人はとくに何も感じませんが、かぜをひきかけている人は、ピリピリとした痛みを感じます。
ぜんそくの持病がある人などもピリピリ感じるでしょう。
 
経絡は皮膚の下、1~3mm程度のごく浅いところを通っているとされています。
そのため、気・血の流れが乱れる不調サインは、自覚するより先に皮膚にあらわれるのです。
 
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肺と表裏の関係にある大腸の経絡を同じようにつまんでみてピリピリ痛い場合は、体に熱がたまっている状態です。
ほどなく熱が出ることがあります。
 
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肺経、大腸経のこのような痛みがあったら、栄養をとって早めに寝ることです。
まだ本格的に体調が悪くなる前で体力が落ちていないため、不調からの復活が早くなります。
この2本の経絡を軽くさすったり、太淵(たいえん)を押すことも呼吸器の症状を楽にする方法です。
 
経絡をさわることで体の状態を知ることを切経(せっけい)といいます。
切経で感じるピリピリとした痛みはわかりづらいものですが、一度感じるとしっかり自覚できるようになり、ひどいかぜや熱の予防に役立ちます。
 
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「深い疲れをとる自律神経トリートメント より」
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
 
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれにもおすすめです。
 
ビタミンB12の働き
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