奇跡を呼ぶホウキ掃除

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奇跡を呼ぶホウキ掃除
 
ロボット掃除機や便利グッズがたくさん売られるようになり、掃除も昔と比べると楽になりました。
しかし、楽になったからとサボるようになると、脳は一気に老けていきます。
そうならないためにも、時にはホウキで掃除をしてもらいたいものです。
 
掃除をすると運動系脳番地が活発になるだけでなく、ほかにもいろいろな脳番地を使います。
ホウキで掃くときは、床にゴミがないかと目を動かしますが、このときは視覚系脳番地を使っています。
また、畳を掃くときは畳の網の目に沿って掃くし、フローリングなら傷が付かないよう優しく掃くでしょう。
 
このように状況に応じて掃くことは、理解系脳番地を鍛えます。
 
たかがホウキ掃除でも、脳は大きな刺激を受けるのです。
だからこそ、手間を惜しまず掃除してもらいたいと思います。
 
また、掃除をするときも時間を意識するように心がけましょう。
時間を意識することは脳が若々しさを保つために必要だからです。
 
掃除の場合、家全体の掃除を30分かけて行なうと決めるのではなく、もっと細かく、リビングは10分、寝室は5分と、細かくリミットを設けて作業するようにしてください。
リミットの時間を意識すると、記憶系脳番地が元気になるからです。
 
時間の使い方が上手な人はボケにくい。
時間内に終わらせられるようテキパキと体を動かすことで、運動系脳番地も活発になります。
50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12について?
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