床ずれ

今日見た記事の転載です。
母のときも義母のときもそうでしたが、床ずれはちょっとした油断であっというまにできてしまいます。
病院に入院していても然りです。
在宅のこの悲惨な状況はなんとかしなければ!


在宅」床ずれ12万人、43%が重症化…学会推計
(読売新聞 - 03月05日 03:11)
 在宅介護を受けている人の6%が床ずれ=褥瘡(じょくそう)=を患い、全国で少なくとも12万人にのぼると推計されることが、日本褥瘡学会(理事長=森口隆彦・川崎医大教授)の調査で明らかになった。

 床ずれを持つ人のうち6割は、寝たきりで全面介助が必要な患者だった。在宅患者の床ずれの実態が明らかになるのは初めて。介護者も高齢である「老老介護」で十分な介護ができないことが背景とみられ、対策が急務となりそうだ。近く同学会で発表される。

 床ずれは、寝たきりで腰骨やかかと、ひじ、肩の骨周辺の皮膚や筋肉に、体圧がかかるなどして血流が妨げられ、皮膚がただれて組織が壊死(えし)する。重症化すると、皮膚に直径十数センチの穴があくこともあり、感染を招いて敗血症など生命に危険が及ぶ恐れもある。