免疫力向上の基礎は腸内環境の改善にあり!

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免疫力向上の基礎は腸内環境の改善にあり!

 

  • 感染症対策で重要な「免疫力」とは

 

改めて、新型コロナウイルス感染症の重症化に関する点について、重要なポイントを簡単に確認しておきましょう。

 

1.不健康な状態だと免疫力が低下する

2.免疫力が低いと新型コロンウイルスに感染しやすく、増殖を止められない

3.ウイルスに対抗し、免疫細胞が「サイトカイン」をたくさん出しはじめる

4.レギュラトリーT細胞が減っていると、免疫が暴走する

(サイトカインストーム)

5.免疫が肺などの組織細胞を攻撃し、肺炎や呼吸不全を引き起こす

 

 

免疫力が低く、ウイルスに感染したとしても、ふつうの風邪は3.までなのです。

 

インフルエンザなど感染力と毒性の強いウイルスでは、ウイルス単体の力で肺炎に至ることもありますが、多くは炎症で弱った肺に細菌が入って肺炎に至る二次感染が原因です。

 

 

しかし、新型コロナウイルスは、サイトカインストームを引き起こし、炎症を拡大して致命的な重症化に至らせることが脅威なのです。

 

そのため、

 

こうした免疫の力を高めておくことが、新型コロナウイルス感染症対策では重要なのです。

 

  • 「腸」が免疫細胞の7割を抱えている

 

では、免疫力はどうすれば高めることができるのでしょうか?

 

そのカギを握る重要なポイントが「腸内環境」です。

腸には、身体のなかの免疫細胞の7割が生息しています

 

「え? 血管にいるんじゃないの?」と思いますよね。

もちろん、血液のなかにもいますし、リンパ管を通るリンパ液のなかにもいます。

それらを移動手段として、目、鼻、口、気管などの粘膜や、脳をはじめとする全身の臓器にもいます。

 

そのうえで、7割の免疫細胞が、「腸壁」という腸の内側の表皮のなかに集まっているまです。

それだけ、身体にとって腸という器官が重要だということです。

 

腸は食べ物から栄養を吸収し、血液に乗せて全身の細胞へ送り出す器官です。

しかし腸には、食べ物と一緒にたくさんのウイルスなどの病原菌も運ばれてきます。

 

腸を守らずにいたら、食べ物の栄養と一緒にウイルスも全身に送ってしまうため、免疫細胞が腸の守りをガチガチに固めているのです。

 

 

腸壁は絨毯のように「絨毛」という細かい突起でおおわれています。

これは、表面積を広げることで食べ物の栄養を漏れなく吸収できるようにするため。

その表面はすべて、ムチンなどの粘膜でガードされています。

 

絨毛のあいだに、「パイエル板」という無数の免疫細胞の居場所があります。

ここで侵入してくる病原体を見張り、I&Aという粘膜専用の抗体で病原菌を攻撃して守っています。

 

 

いわば、中世の城壁と衛兵をイメージするといいかもしれませんね。

 

お城と城下町を守る城壁(腸壁)にはたくさんの門があり、衛兵(免疫細胞)が守っています。

商人の持ち込む物資(栄養)だけに通行を許可して、不審者(ウイルス)の侵入を防いでいます。

「免疫力が10割 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ビタミンB群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

なかでも注目が、ビタミンB12です。

古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

 

ビタミンB12について?

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