【脳血管性認知症・多発脳梗塞性認知症】

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【脳血管性認知症・多発脳梗塞認知症

多発脳梗塞認知症は大小の脳梗塞が多発して、周囲や自分のおかれている状況を正しく把握する認知能力の低下を認める病態です。
粥状硬化症により、脳の血管が閉塞して脳梗塞をおこすため、MRI上、多数の大小の脳梗塞を認めます。

また、高血圧症では比較的細い血管に動脈硬化が出現するため、大脳深部白質に小さな梗塞が多発して、血管性認知症の原因となります(ビンスワンガー型)。

多発脳梗塞ではなくとも、脳梗塞が海馬にみられると記憶障害が生じて、認知症様症状を示すこともあります。

● さまざまな認知症のタイプ
認知症の原因としては、アルツハイマー認知症が有名ですが、日本では多発脳梗塞認知症の頻度が50%で、アルツハイマー認知症が30%と考えられています。

アルツハイマー認知症では、側頭葉・頭頂葉の脳血流低下がみられるのに対して、多発脳梗塞認知症では、前頭葉の血流低下が顕著です。
症状としては、明らかな脳梗塞の発作の時期が不明なことも多く、尿失禁や歩行障害が先行してみられ、その後、徐々に認知能力が低下していきます。
記名力障害に加え、日常生活能力の低下がみられ、自発性の低下や感情失禁、せん妄もしばしば認められます。

せん妄とは、周りの状況が理解できなくて落ち着かなくなったり、興奮したりすることで、軽い意識障害でみられることが多い症状です。

多発脳梗塞認知症は、脳の中で脳梗塞を起こしておらず、脳機能が残存している部分もあるため、「まだら認知症」とも呼ばれます。

その予防には高血圧、糖尿病、高脂血症不整脈を治療し、肥満を防止し、禁煙、適度な運動、睡眠をとることが大切です。

≪こんな症状に注意≫
無症候・症候性多発脳梗塞
歩行障害、尿失禁
記名力障害、記憶障害
「脳の病気 より」

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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html