上手なダイエット ~成功するダイエットとは~

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上手なダイエット ~成功するダイエットとは~

ダイエットに挑戦したものの、「途中で挫折してしまった」、「しばらくしたらリバウンドしてかえって太ってしまった」という人は意外に多いと思います。
その原因は、絶食したり、やせるのに効果的といわれる特定の食品だけを食べ続けたり、という無理なダイエット法にあるのではないでしょうか。
たしかに太りすぎは心筋梗塞が起こりやすくなったり、高脂血症になって動脈硬化を促進しやすくなったり、健康上望ましくありません。
肥満の指標として、国際的にも広く使われているBMI(体格指数:体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))があります。
また、標準体重は身長(m)×身長(m)×22で求められます。
これらの指標から太りすぎと思われる場合には、なぜ肥満になっているのか、原因を解明し、それを取り除くことが大切です。

≪肥満の判定表≫

BMI(body mass index)=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
BMI:<18.5 判定:低体重
BMI:18.5≦~<25 判定:普通体重
BMI:25≦~<30 判定:肥満1度
BMI:30≦~<35 判定:肥満2度
BMI:35≦~<40 判定:肥満3度
BMI:40≦ 判定:肥満4度

≪体脂肪組織を1kg(脂肪80%、水分20%)減らすには≫

◆ 体脂肪1kgのエネルギー量は
水分20%差し引いた脂肪量800g×9kcal(脂肪1gのエネルギー=9kcal)=7200kcal

◆ 例えば1kg減量するには…7200kcal÷30日=240kcal
  1日の必要エネルギーから240kcal減らせばよいということになります。

◆ 240kcalの食品の目安
・ ごはん茶碗 1杯
・ 食パン8枚切 2枚
・ 缶コーヒー(190ml)×3缶
・ シュークリーム 1個
・ ビール(大) 600ml
どらやき 1個

≪食べ過ぎ・運動不足が肥満の二大原因≫

肥満を引き起こす原因として第一にあげられるのは、食べ過ぎ、つまり過剰なエネルギー摂取が考えられます。
これを防ぐためには1日に必要なエネルギー量を算出し、それに見合った食事をとることが大切です。
自分でカロリー計算ができない、どういうメニュー構成にしたらいいのかわからない、という場合には主治医や管理栄養士に相談し、指導してもらいましょう。
肥満の人に多くみられるのが、朝食をとらない、間食をする、などの不規則な食生活です。
朝食をとらないと、そのしわ寄せで昼食や夕食の量が増え、血糖値が高めになってしまったり、残りの2食でカロリーの高いものをとり過ぎたり、空腹感から余計な間食をしてしまう傾向があり、かえって太る原因をつくってしまいます。

また、肥満の人は一般に運動不足の傾向があります。
食べ物の摂取量は適量でも、運動して体を動かさなければ、太りやすくなります。

≪リバウンドを起こさないためには≫

ダイエットをする際、食事の量を極端に制限したり、絶食したり、という話をよく聞きます。
食事制限をすると、体が生命の危機を感じて、基礎代謝が低くなります。
摂取カロリーが減った分、代謝も減らすことでエネルギー量が少なくても生きていけるようにできているのです。
ダイエット中は基礎代謝が低くなる分、太りやすいため、リバウンドの危険がつねにともないます。
そのため、元の食生活に戻すと、急激に体重が増えやすいのです。
最も危険なのは、代謝を上げる運動を取り入れず、食事制限だけに頼ったダイエットです。
食事制限だけのダイエットは脂肪だけでなく、筋肉や骨までも減少させてしまいます。
筋肉が落ちることによって、代謝が低下するので当然太りやすくなります。
こうしたダイエットを続けると、脂肪は増え続ける一方で筋肉はどんどん減少してしまう悪循環を繰り返すことになり、生活習慣病の原因にもなりかねません。
また、骨の減少は骨粗鬆症を引き起こす可能性があります。
特に女性の場合、何もしなくても、一般的に、閉経後に急激な女性ホルモンの低下により骨粗鬆症になる傾向が強いため、注意が必要です。
リバウンドを防ぐためには、食事制限だけに偏ったダイエットは禁物で、運動も取り入れ、バランスのよい食生活を送ることが大切です。

≪ダイエットの心構え≫

肥満を解消するためには、それを実行するための強い意志と心構えが必要です。
自分は何のためにダイエットをするのか、目的意識をしっかり持ち、自分の力だけでは難しい場合には、周囲にも協力を求めながら、無理なく実行することが大切です。
実現できないような目標を立ててしまうと、義務感がかえってストレスになってしまって、実行できずに終わってしまいます。
ダイエットは決して短期間に達成しようとするのではなく、長いスパンで取り組むことが重要です。
適度な減量のペースは1ヶ月に1~2kgといわれています。
無理なくできる範囲で、毎日少しづつ継続できれば、必ず成果があらわれます。
メタボリック・シンドロームを知る より」

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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html