ハーブとアロマセラピー

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ハーブとアロマセラピー

● メディカルハーブとは、医薬品と同じ作用をする植物。
アロマセラピーでは植物の芳香成分を抽出した精油を利用する。

≪メディカルハーブとは何か≫

メディカルハーブとは、薬用植物のことです。
古来より世界中で使われており、ウコンや朝鮮人参などの漢方薬から、ミントやタイムなど料理にも使われるものまで、数千種類にもおよびます。

ハーブには、睡眠導入、血糖値を下げる、炎症を抑えるなど、医薬と同様の成分を含むものがあります。
一方、セント・ジョーンズ・ワート免疫抑制剤や気管支拡張薬の働きを低下させることが明らかになったように、医薬品の効果に影響を与えることもあります。

アロマセラピーとは何か≫

アロマセラピー(芳香療法)は、古代エジプトが起源とされていますが、研究されるようになったのは、1930年代のフランスで、ラベンダーの精油が火傷の治癒を早めることに着眼した科学者の研究にはじまるといわれます。

療法に使われる精油は、花や枝葉、果皮、樹皮などを抽出して作られたもので、数十から数百の香り成分が含まれています。
人体には、大きく3つの経路で作用します。
鼻から入って大脳辺縁系に伝わり、内分泌系に作用する経路。
肺胞に入った香り成分が血液で運ばれて全身に作用する経路。
オイルマッサージや入浴などで、皮膚から吸収され、血液やリンパの流れに入っていく経路。

≪ハーブの効能≫

カモミール
・ 効果のある症状・・・・・・月経困難、更年期障害
・ 使い方・・・・・・花を煎じる
・ 作用・・・・・・発汗作用

コリアンダー
・ 効果のある症状・・・・・・関節痛
・ 使い方・・・・・・種子をくだき、水でといたもの
・ 作用・・・・・・体を温める作用、毒素・老廃物を取り除く

◆ セージ
・ 効果のある症状・・・・・・貧血、口内炎
・ 使い方・・・・・・貧血―葉を湯にひたして、口内炎―乾燥させた葉を煎じる
・ 作用・・・・・・強壮作用、消化作用、解熱作用、血液の浄化作用、殺菌作用

◆ タイム
・ 効果のある症状・・・・・・せき止め
・ 使い方・・・・・・葉を湯にひたして
・ 作用・・・・・・鎮咳作用、去痰作用

チコリー
・ 効果のある症状・・・・・・貧血、気管支炎
・ 使い方・・・・・・根を煎じて
・ 作用・・・・・・利尿作用、高炎症作用

◆ バジル
・ 効果のある症状・・・・・・虫指され
・ 使い方・・・・・・生の葉を砕いて水でといたもの
・ 作用・・・・・・発汗、解熱作用

◆ マージョラム
・ 効果のある症状・・・・・・かぜ
・ 使い方・・・・・・精油
・ 作用・・・・・・体を温める作用

◆ ミント
・ 効果のある症状・・・・・・かぜ
・ 使い方・・・・・・葉を湯にひたして飲用
・ 作用・・・・・・抗炎作用、冷却作用

◆ ラベンダー
・ 効果のある症状・・・・・・高血圧、抑うつ症、不眠、緊張
・ 使い方・・・・・・高血圧―葉を湯にひたして、抑うつ症、不眠、緊張―精油
・ 作用・・・・・・鎮静効果

ローズマリー
・ 効果のある症状・・・・・・低血圧、頭痛
・ 使い方・・・・・・葉を湯にひたして
・ 作用・・・・・・鎮静作用、血行促進

『日本の暮らしに根づいているアロマセラピーの1つにゆず湯があります。ユズは80種の香気成分が確認されており、緊張解消、血行促進に効果があります。』
「体をまもるしくみ辞典 より」

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≪ビタミンB12の働き≫

(1)核酸たんぱく質の生合成
ビタミンB12は、生体で最重要とされる核酸たんぱく質の生合成を司っています。
新しい核酸、たんぱくが生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わり、ビタミンB12の「修理工」的機能が発現します。
その結果が時には若返りにもつながることとなります。

(2)補酵素としての機能
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い流すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

(3)神経の修理・再生
ビタミンB12は切断された神経繊維の再結合と機能回復、神経興奮の伝わり方(興奮電動速度)の増大、破壊された神経組織の周辺での幼若神経の新生など、”修理工”としての効果を持っています。

(4)免疫調整
生体内に異物が侵入し、これが生体の防御システムによって異物として認識されると、それを抗原とする抗体が生産されます。
この抗体は蛋白質ですので、ここでまた蛋白質の生体内合成系の問題が登場します。酵素蛋白の生合成にビタミンB12が関与しますので、”当然”免疫抗体の形成という名の蛋白合成にも同様な関与が推定されます。
ビタミンB12は、蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質)産生が強化されても不思議ではありません。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html