怖いのは“沈黙の脳梗塞”

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怖いのは“沈黙の脳梗塞

脳梗塞は、脳の動脈や頸動脈に血栓が詰まって起こったり、心臓内にできた血栓が、血流にのって脳内に移動して血管を詰まらせ、突然の発作に見舞われて起こります。

発作が起こった場合には、半身に麻痺が生じたり、手足の機能が損なわれたり、言語に影響が出るなどといった障害が残るケースが多く、回復するためのリハビリを余儀なくされます。

脳梗塞といえば、こうしたケースのように、ある日突然発作が起きて倒れるといったことがイメージされますが、あきらかな脳梗塞以外に、脳のなかに小さな梗塞(血栓)ができることがあります。
これが「ラクナ梗塞」と呼ばれる梗塞です。

ラクナ梗塞は、大きさにすると直径15mm以下と小さいものです。
脳内にこの梗塞ができても、ほとんどは無症状であることが多いです。

しかし、それと気づかずにいると、脳内の血液の流れはしだいに滞るようになり、大きな梗塞へとつながる可能性も高くなります。
これが脳血管性認知症の原因となります。

日本人の場合、認知症が起こる約半数は、このラクナ梗塞をはじめとした血管障害が原因となっています。
予防は前倒しして講じておくことが最善策といえるでしょう。

ラクナ梗塞が起こっていてもほとんどは無症状だとお伝えしましたが、じつは兆候としてみられる症状がないわけではありません。
たとえば、こんなことを感じたことはないでしょうか。

「最近、歩いていてよくつまづくんだよね。これって年のせいかな?」
「前は本を読むのが好きだったんだけど、年々読む量が減ってきたなぁ」
「目がかすむようになって、ものが見えづらくなってきたんだよね」

ラクナ梗塞は、脳の老化を意味しているのです。

以前とは違うと感じながらも、「年だから」とさらりと流してしまっているのかもしれません。
しかしそれは、脳の血流が悪くなった結果、徐々に脳の機能が落ちているからかもしれないのです。

こうした“沈黙の脳梗塞”には、常日頃から予防策が重要です。
人間はどうあがいたところで、ある年齢を迎えれば身体のいたるところに、なんらかの危険因子を抱え込むものです。
それに対抗できるかどうかが、アンチエイジングの要になります。

いまはMRIの技術が向上してきているので、小さな梗塞も見つかるようになってきています。
「以前とは違う」と思ったら、一度検査をしてみることをおすすめします。
「「脳の栄養不足が」老化を早める! より」

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ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html