【脳梗塞】心原性脳塞栓症の原因と症状

イメージ 1
脳梗塞】心原性脳塞栓症の原因と症状
脳以外の場所でできた血栓が血流にのって脳の動脈を詰まらせる病気を脳塞栓症といいます。
ほとんどの場合は心臓内にできた血栓が発症の原因になり、これを心原性脳塞栓症と言います。
 
≪一気に悪化して重症化しやすい≫
 
心臓は一定のリズムで筋肉を収縮・拡張させて血液を全身に送り出していますが、心臓の筋肉の運動が乱れると、リズムが不安定になります。
これを「不整脈」といいます。
その不整脈の一種である心房細動が起きると、血液を一気に送り出せなくなります。
 
その結果、血液が心房内部によどみ、血液が固まって血栓ができやすくなります。
心臓でできた血栓は、頸動脈などでできる血栓と違って、フィブリンという凝固タンパクで固められていますので、大きくて溶けにくいという特徴があります。
 
心臓でできた血栓が動脈を通じて脳に運ばれ、血管を詰まらせてしまった状態が「心原性脳塞栓症」です。
突然、動脈が詰まってしまうため、病巣が一気に広がって重症化しやすい病気です。
心臓に酸素と栄養を送り込んでいる冠動脈の動脈硬化や、高血圧、心筋症などによって生じやすいとされています。
高齢者になるほどこの不整脈を持っている人が多く、心臓の老化現象のひとつとも考えられています。
 
心原性脳塞栓症の特徴は、ほとんどの場合、日中の活動時に突然起こることで、手足のマヒや感覚障害、意識障害などが一気にあらわれます。
また、突然完成型といって、発症時にもっとも症状が重いのが特徴です。
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12