効率的に覚えるには、視覚、聴覚、触覚をフルに使う

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効率的に覚えるには、視覚、聴覚、触覚をフルに使う
 
記憶するときは、とかく目だけに頼りがちです。
ですが、より多くの量を効率よく覚えるには、視覚以外の感覚も活用しましょう。
聴覚、触覚も同時に使って覚えていけば、視覚のみで覚えるよりも、効率よく記憶していけるのです。
 
聴覚による記憶方法で、誰にでもすぐできるのは、音読です。
本をただ目で読むだけなく、声を出しながら読みます。
声に出して読んだ文章は、自分の耳に聞こえてきます。
目と耳の両方から同じ情報が入ってくるため、記憶に定着しやすいのです。
 
このように、聴覚から入力されて記憶したことは、長期記憶として定着しやすいのです。
とくに、メロディをつけながら覚えた記憶は、長く残りやすいのです。
はるか昔に覚えた曲の歌詞をいつまでも覚えているのは、その一例です。
これは、聴覚情報が長期記憶として定着しやすい一例と言えます。
 
触覚による記憶方法には、手で書いて覚える手法があります。
ただ読むのでなく、要点をペンで書いて覚えていきます。
すると、手の動きが脳を刺激し、入力された情報が記憶に定着しやすくなるのです。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」
 
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脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。脳を使えば使うほど、これらのシナプスが増えていきます。
脳の中のシナプスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。
 
昔は、脳の神経細胞は生まれたときから増えることはないから、このシナプスを増やすことが、すなわち脳を発達させることだと考えられていました。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。
 
脳を使ってこれらの神経細胞を増やし、なおかつ、シナプスを密にすることが脳を鍛えるということなのです。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
 
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
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