気分が落ち込むうつ

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気分が落ち込むうつ
 
せっかくの人生だから、楽しく暮らしたいものです。
ですが、いつもうまくいくとはかぎりません。
実際、世の中は嫌なことだってよく起こります。
 
たとえば、商品を納入したのに顧客が代金を支払ってくれない。
やりたい仕事ができると思って入社したら、希望とは別の部署に配属された。
せっかくがんばって契約寸前までいったのに、上司の反対で契約がとれなかった。
新しい上司は気難しい性格で、言葉の端々にトゲがある。
 
不快なことや腹立たしいことに遭遇するのは誰にとっても嫌なことです。
しかし、そうはいっても、生きているかぎり、たとえ嫌なことであったとしても避けて通ることはできません。
そんなことはわかっていても、それでも、めげたり、へこんだり、落ち込んだりします。
 
(感情や気分)の落ち込んだ状態を「うつ」と呼んでいます。
うつは、人生のさまざまな出来事に対する私たちの心の自然な応答です。
 
日常生活における気分の落ち込みは、たいてい病気ではありません。
気分が落ち込む原因が明らかで、それさえ取り除けば、回復するからです。
しかし、原因を取り除いても回復しないこともあります。
このケースは、心の病としてのうつが疑われます。
 
うつは、強い悲しみ、失望感のために、喜びがほとんど感じられず、意欲が低下し、あらゆることに興味や関心がもてなくなって無気力になる心の状態をいいます。
うつは、元気不足、心と体のエネルギー不足の状態なのです。
「よみがえる脳 より」
 
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≪ビタミンB12なぜ体にいいのか?≫
 
ビタミンB12は結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれています。
主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。
女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられます。
しかし、貧血にはもうひとつ原因があるのです。
それがビタミンB12の不足。
ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのです。
 
そのほかの働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があります。
実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめのサプリメントといえます。
 
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

どのビタミンが不足しても神経は正常には働いてくれません。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。

 
ビタミンB12について