血管内にもカサブタができる!?

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血管内にもカサブタができる!?
 
◎血管の内面が傷つく原因
 
血栓を見たことがありますか?」
こう聞かれたら、ほとんどの人が、「見たことはない」と答えるでしょう。
 
しかし、実際には見たことがあります。
それも、何度となく見たことがあるはずです。
 
血栓とは、いわゆるカサブタの一種です。
すりむき傷ができると、まず出血します。
その出血がとまると、薄い膜のようなカサブタができます。
カサブタは包帯のような働きをして、傷が治れば剥がれてとれてしまいます。
 
これと同じことが、血管内でも起きているのです。
血管の内面が、脂質異常症(高脂血症)、高血圧、肥満、糖尿病などの生活習慣病や、喫煙、脱水症状などによって傷つき、出血することがあります。
 
血管内が出血すると、それこそ一大事です。
早速、止血担当の血小板が駆けつけます。
ただ、その量がやたら多くて、まるで小山のように群がり集まって止血をします。
これが、血栓になるのです。
 
◎消えるはずの血栓が消えない恐怖
 
血栓の役目は、止血です。
ですから、止血が完了し、血管内の傷が治れば、ふつう、血栓は消えます。
これを「線溶作用」といいます。
 
ところが、その線溶作用が働かないことがあるのです。
血栓がどんどん大きくなって血管をふさいでしまうと、そこから先の組織には酸素も栄養分も届かなくなります。
こうした状態を「血栓症」といいます。
 
この血栓が脳に飛ぶと脳梗塞、心臓なら心筋梗塞を発症します。
ちなみに、認知症も脳内の小循環の血栓症だといわれています。
 
血栓ができる要因には、ほかに、次の2つがあります。
 
▼血管の枝分かれ部分に起きる血流の渦巻き
▼ドロドロ血液
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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