血液循環は何のためにある?-血液が流れていることがわかってからまだ400年-

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血液循環は何のためにある?-血液が流れていることがわかってからまだ400年-
 
◎元気に動けるのは血液循環があってこそ
 
血液循環とは、血液が血管のなかを流れて全身をかけめぐることです。
 
1628年にイギリスの解剖学者ウイリアム・ハーベーが「血液は心臓から出て、動脈経由で体の各部を経て、静脈経由で再び心臓へもどる」という説を発表するまで、血液が体のなかを循環しているというのは思いもよらないことでした。
 
血液のおもな働きはすべて、血液が全身を駆けめぐることによって支えられているのです。
 
血液循環でもっとも重要なことは、次の2つです。
     血管のなかを流れる血液が全身の組織に酸素と栄養分を送り届ける。
     二酸化炭素などの不要物や老廃物を回収してくる。
 
これについて、もうすこしくわしくお話しておきましょう。
 
動物は、食べなければ生きていけません。
この原則は、細胞単位でも同じです。
私たちの体を構成するすべての細胞は、その活動ために酸素や栄養分を必要とし、二酸化炭素や老廃物を排出しています。
 
この酸素や栄養分を補給し、二酸化炭素や老廃物を除去するという交換行為を、血液が受けもっているのです。
 
◎静脈血は肺で新鮮な血液になる
 
血液は、酸素や栄養分をいっぱい含んだ動脈血と、酸素や栄養分を放出し、そのかわれに二酸化炭素や老廃物を運ぶ静脈血に分かれます。
 
静脈血は、肺に到達すると、二酸化炭素を放出して酸素を受け取り、新鮮な血液と栄養分を取り込んだ動脈血として、全身の組織に向かいます。
肝臓に立ち寄って毒性物を中和したり、さらに、中和も不能な燃えカス(老廃物)を体外に排出したりします。
 
こうして、きれいな血液にもどって、再び全身を駆けめぐるのです。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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