認知症はこのように進んでいく

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認知症はこのように進んでいく
 
認知症の進行は3段階
個人差はありますが、認知症の大半は徐々に進行していきます。
症状によって、進行過程は初期、中期、後期の3つの段階に分けることができます。
 
アルツハイマー認知症は長い月日をかけてゆっくりと進行していきますが、脳血管性認知症は階段状に進んでいきます。
 
初期は、記憶力が徐々に低下していき、物忘れが激しくなり、置き忘れをしたり、日付がわからなくなったり、お金の管理が苦手になります。
今までできていたことができなくなるので不安になったり、イライラして感情が不安定になります。
 
中期は、記憶障害が進み、道に迷ったり、薬の管理ができなくなるなど、まわりの人のサポートが必要になってきます。
 
後期は、衣服の着脱にも時間がかかるようになり、言葉によるコミュニケーションも難しくなって全面介助が必要になることがあります。
 
認知症の進行の仕方≫
 
●初期…必要に応じて家族がサホートすればよい
・記憶障害があらわれる
・置き忘れが増える
・日付がわからなくなる
・お金の管理が苦手になる
・イライラして感情が不安定になる
・意欲が減退する
うつ状態になることもある
・妄想が出てくることもある
 
●中期…さまざまな場面で家族のサポートが必要になる
・記憶障害が進む
・直前のことも覚えられなくなる
・自分で衣服が選べない
・薬の管理ができない
・日常での失敗が増える
・はじめての場所で道に迷う
・妄想や感情失禁などの行動障害があらわれる
 
●後期…全面介助が必要になる
・家族の顔がわからない
・言葉でコミュニケーションがとれない
・よく知っている場所でも道に迷う
・運動機能が低下する
・トイレがわからなくなり、失禁することもある
・身のまわりのことが自分でできない
・寝たきりに近くなる
認知症 治った!助かった! この方法 より」
 
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現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
また、食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
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