血管ケアは全身のトータルケアにもつながる
血管ケアは全身のトータルケアにもつながる
《内皮細胞を元気にするセルフケアのポイント》
血管を強くよみがえらせる秘訣は、もろく弱くなった内皮細胞をケアして、元気に若返らせることです。
では、内皮細胞の若返りのコツは何かというと、内皮細胞の負担を減らし、良い刺激を与えることが重要となります。
その大きなポイントが、①内皮細胞を傷める要因を減らす、②血圧を上げる要因を減らす、③血管内を血液がスムーズに流れる環境をつくる、の3つです。
【ポイント①】内皮細胞を傷める要因を減らす
逆に、活性酸素を減らしたり、無害化したりする要因は、抗酸化成分の多い食品の摂取、禁煙、ストレスの軽減です。
※「活性酸素」
※「抗酸化成分」
体内の活性酸素を減らしたり、無害化したりする栄養成分、緑黄色野菜、大豆・大豆製品、果物などに多く含まれる。
【ポイント②】血圧を上げる要因を減らす
血圧が高い状態は、血管に負担をかけ、内皮細胞を傷つけ、その機能を低下させていきます。
血圧を高めるおもな原因は、“塩分のとり過ぎ”と“肥満”です。
減塩をして、肥満を解消・予防する食生活の改善で、内皮細胞のイキイキとした活力が取り戻せ、血管を拡張させて血圧を下げたり、血栓を防ぐ機能がよみがえってきます。
【ポイント③】血管内を血液がスムーズに流れる環境をつくる
血管内を血液がスムーズに流れていると、内皮細胞に良い刺激(シェアストレス)がかかります。
すると、内皮細胞はNO(一酸化窒素)をたくさん発生し、血管を拡張したり、血栓(血のかたまり)ができるのを防ぎます。
血液がスムーズに流れるためには、血液をドロドロにしない食習慣と、体を動かすことで血流をよくする運動が必要です。
ドロドロ血液の原因になるのは、脂質と糖質のとり過ぎ、つまり、食べ過ぎと栄養バランスの偏り。
このような悪い食習慣を改善し、適度な運動を行うことで、血液の流れが理想的な状態になり、内皮細胞もイキイキと元気になってきます。
内皮細胞が元気に生まれ変わり、血管が強くなると、体にいいことがたくさん起こります!
《血管ケアを行うかどうかで40代・50代以降の人生が大きく変わる》
血管の若返りに成功した人ほとんどに言えることですが、血管や血液の状態が良くなるにつれて、体型や顔の印象もぐんと若返ってきます。
さらに、血管を強くするケアは、トータルな健康寿命をのばすことにも通じます。
まず第一に、内皮細胞のケアに欠かせない抗酸化成分は、体自体の免疫力も高めてくれます。
免疫力が高まると、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる、腸内環境を良い状態にととのえやすい、など全身の健康維持につながります。
さらに、血管病と並ぶ大病であるガンも、免疫力を高めるケアで予防しやすくなります。
加えて、血管を強くするケアは、脳の血管の軽度のつまりや出血を原因として起こる「血管性認知症」の予防にもなるのです。
つまり、血管のセルフケアを行うかどうかで、40代、そして50代以降の人生の健康度や幸福度が変わってくると言えるのです。
「一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本 より」
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。