「まずいかな!?」と感じたら血管ケアの始めどき

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「まずいかな!?」と感じたら血管ケアの始めどき
 
誰しも、若いころには多かれ少なかれ健康に自信があるものです。
 
その自信が揺らぎ始めるのが、だいたい40歳前後でしょう。
 
診断基準をクリアしていた血圧や血糖値、LDLコレステロール値がしだいに上がり始め、予備軍の領域に入り、さらに病気の診断範囲に入る人が多くなります。
その原因には、悪い生活習慣だけでなく、自然な老化もあります。
検査値の変化は、「ああ、自分もそういう年齢か」ということを知らせる警告でもあるのです。
そこで、「このままだと、まずいかな?」と危機感を持つことはとても重要です。
そう感じることが、人生の転換点になるからです。
 
私たちは、胃や腸、肝臓や腎臓など、内臓の病気にはとても敏感です。
 
たとえば、医療機関で胃の内視鏡検査をして、「早期の胃ガンが見つかりました」と告げられたら、「たいへんだ!必ず治そう」と思って、100%の人がすぐに治療を開始するでしょう。
一方、血管病では、血圧や血液検査の測定値が高く、医師から危険度とセルフケアの説明があっても、何もせずに放置する人のほうが大多数なのです。
 
血管は、“人体最大の臓器”です。
危険信号を放置していると、自覚症状がなくても血管病は確実に進行し、ある日突然、恐ろしい牙をむきます。
日本人の死亡原因の3分の1がガンであるのと同様に、3分の1の人が脳卒中心筋梗塞などの血管病で亡くなっています。
血圧、血糖値、LDLコレステロール値が高くなるのはそのリスクを示すものです。
見ないふりで、放置してはいけません。
 
なぜなら、その状態は、命に関わるという点では「早期ガン」と告げられたことに等しいのです。
「まずいかな!?」と感じたら、そのときが、血管ケアの始めどきです。
ガンは進行が早いものがありますが、通常、血管病は比較的ゆるやかに、軽度の段階から、515年ほどの歳月をかけて重度の段階、つまり脳卒中心筋梗塞のリスクがある段階に進行します。
いわば、発病までの猶予期間が長い状態。
その間に血管をケアして、血管病にならない体をつくればいいわけです!
 
ぜひ、血管病にならない体をつくりましょう。
「一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切です。
 
「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
栄養療法の一環としてご利用いただきたいと思います。