スパイス、かつお節、レモンあの手この手で少しずつ減塩

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スパイス、かつお節、レモンあの手この手で少しずつ減塩
 
スパイス類を上手に使うのも減塩の作戦ポイントです。
 
たとえば、スパゲティは含有ナトリウムがゼロの優等生食材です。
ゆでるときに塩を加えては並みの食材に成ってしまいます。
オリーブオイルにトマト、そこにニンニクやトウガラシ、コショウなどのスパイスを効かせたソースを作れば、スパゲティ自体に塩味がなくてもおいしくいただけます。
 
そのほか、ねぎ、しょうが、しそ、タイム、ローズマリー、カレー粉などの香辛料は、どれも塩味を補うばかりでなく、食事の満足度を上げてくれます。
イタリア料理、インド料理など、レシピ研究も楽しそうです。
 
和食がすべて悪いわけではありません。
ちょっと本格的にかつお節、昆布、しいたけ、煮干し、いりこ、干しエビ、貝柱などでだしを効かせると、煮物や味噌汁が薄塩でも十分おいしくなります。
せっかく旬の野菜や魚を使っても、塩分の多いだしの素を使っては意味がありません。
ここはがんばって、だし作りに挑戦してください。
 
なお、煮物はしょうゆのほかに砂糖やみりんなど、糖分も多く使うので注意が必要です。
しっかりしただしの味で食べるようにしましょう。
 
お酢やレモン、ワインビネガー、ゆず、すだちなどの柑橘系も積極的に使いたいものです。
焼き魚、蒸し野菜、ホイル焼き、ゆで豚などの料理には、塩やしょうゆがなくても素材を引き立たせてくれます。
 
味噌汁は、野菜やきのこ、海藻などをたっぷり使って具だくさんにすることがおすすめです。
素材の味が豊かだと、味噌が少量でも物足りなさがありません。
しかも、具が多いと汁の量が少なくてすみます。
 
味噌汁の味は、慣れが大きいといいます。
いつもしょっぱい味噌汁を飲んでいると、薄味では物足りないと感じるのです。
まずは具だくさんの味噌汁で薄味になれることをおすすめします。
 
塩、しょうゆ、ソース、ドレッシング、ケチャップなどの調味料は、上からかけると、ついつい使いすぎるものです。
小皿にとってつけて食べると、自然にセーブできますよ。
また、調味料を容器のまま食卓に出さないようにしましょう。
手元にあると、使いすぎの一因になります。
同様に、テイクアウトのお弁当などについてくる調味料も必要最低限にして、使い切らない意識が大切です。
何事も努力の積み重ねです!
 
調理の仕方にもひと工夫してみましょう。
 
料理を口に入れたときに、舌に最初に感じるのは表面の味ですよね。
肉や魚を料理するときには、表面の味を強くして中を薄味にすると、物足りなさがなくなります。
 
煮物なども煮汁をしっかり染み込ませるのではなく、最後にからめるようにして表面に味を濃くすると塩分が控えめにできます。
 
また、おかずのすべてが薄味だと味気ないので、どれか1品は今まで通りの味付けにして、残りで減塩するという方法もあります。
結局、トータルの塩分が問題なのですから、割り切って考えるのもいいでしょう。
 
要するに減塩意識を持つことが大切です。
「隠れ脳梗塞は自分で治す より」
 
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「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は老化を防ぐうえで、もっとも重要なビタミンとされています。
また、老人性認知症患者の脳にはビタミンB12が不足しているという報告もされています。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるためにビタミンB12に注目していただきたいと思います。