食後血糖値を急上昇させないテクニック

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食後血糖値を急上昇させないテクニック
 
血糖値の上昇を防ぐためには、糖質をコントロールする必要があります。
糖質はおもに炭水化物に含まれています。
炭水化物とは、ご飯、パン、麺類など、一般的に主食に分類されるものです。
その成分は小麦や米ですね。
そのほか、いも類、とうもろこしなどにも多く含まれています。
ですから、主食でなくてもポテトサラダやコーンスープ、ポテトチップス、スイートポテトなどでも血糖値は上がるのです。
 
これらの食品はおもにデンプンでできていて、体内ではブドウ糖という糖分になって吸収されます。
つまり、吸収されると砂糖と同じ扱いになります。
 
また、砂糖(ショ糖)や果物の糖分(果糖)も、もちろん“糖質”の仲間です。
ケーキやおまんじゅう、ジュースなどの甘い飲み物、煮物に使うみりん、あるいは桃やぶどうなどの甘~い果物も要注意です。
 
もちろん、常に血糖値は低いに越したことはありませんが、食後血糖値を急上昇させないことが最大のポイントです。
 
特に糖尿病予備軍の人は、インスリンの分泌量が少ないか、分泌量は保てているものの効き目が悪いインスリン抵抗性の体質が認められます。
そのため空腹時の血糖値と満腹時の血糖値の差が大きくなりがちなのです。
この状態は動脈硬化を悪化させ、脳梗塞の可能性を高めることがはっきりしています。
 
なお、無理に炭水化物を減らすダイエット法を実践している人がいますが、これは感心しません。
実際に日本糖尿病学会では、炭水化物を150g以下に減らさないように警告を出しています。
行き過ぎると低血糖症を発症して、元気や気力が減退するばかりでなく、逆に血糖値を上げるホルモンであるグルカゴン、アドレナリンが大量に放出され、血糖値が上がってしまう危険性もあります。
 
しっかりと食事をしながら、食後血糖値を抑える都合のいいテクニックを考えて行きましょう。
 
 
いちばん簡単なのは、血糖値が上がらない食品を選ぶことです。
 
意外と少ないのが「牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類、卵」「各種の魚介類」「乳製品」「大豆、豆腐や油揚げなどの大豆製品」「葉物野菜、こんにゃく」「きのこ類」「海藻類」などです。
つまり、主菜となる肉、卵、野菜を食べても血糖値はあまりほとんど上がらないということです。
 
 ただし、甘い味付けをしたり、とろみをつけたりするのはいけません。
あくまでもシンプルに食べるからこそオッケーなのです。
 
そのほか、無糖の乳製品、こんにゃく、きのこ、海藻なども、遠慮なくたっぷりと食べることができます。
「隠れ脳梗塞は自分で治す より」
 
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「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は老化を防ぐうえで、もっとも重要なビタミンとされています。
また、老人性認知症患者の脳にはビタミンB12が不足しているという報告もされています。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるためにビタミンB12に注目していただきたいと思います。