みなさん、歯は健康ですか?
歯周病はありませんか?
脳梗塞予防の本なのに、なんで突然、歯の話を始めたか、驚いた方もいるかもしれません。
しかし、歯周病菌が血管病に関連していることが、次第にはっきりしたのです。
両者にはどんな関係があるのでしょうか。
歯周病にかかった人の歯のまわりには、歯周ポケットというくぼみができます。
そこには、食べかすや歯石がたまりやすくなります。
すると、そこに歯周病菌などのさまざまな細菌が入り込んでくるのです。
虫歯があるからヤバイ!と思った人は安心してください。
一般の虫歯を作る菌は歯周病菌とは別のものです。
歯周ポケットの周囲では炎症が起こって、毛細血管が切れやすくなっています。
歯磨き粉の宣伝でも、歯茎から出血したら歯周病の可能性がある、と警告していますよね。
つまり、歯周病菌は切れた毛細血管から入り込み、血管の中を流れていくのです。
実際に歯周病菌がどのような悪さをするかはまだ研究段階ですが、血管内皮を傷つけて内部に入り込むものと考えられています。
いずれにしても、これ以上、危険因子を増やす必要はありません。
「隠れ脳梗塞は自分で治す より」
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「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえで、もっとも重要なビタミンとされています。
また、老人性認知症患者の脳にはビタミンB12が不足しているという報告もされています。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるためにビタミンB12に注目していただきたいと思います。