障害を受けた脳の領域によって、現れる症状が異なる

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障害を受けた脳の領域によって、現れる症状が異なる
 
迅速な処置をするためには、脳梗塞の症状を知っておく必要があれます。
たとえ軽くても、以下のような症状が起きたら、脳梗塞の発作を疑ってください。
症状は障害を受けた脳の領域によって異なります。
 
・運動障害
大脳の運動中枢や脳幹の運動神経経路が塞がると、体の左右どちらかの手足が麻痺します。脳梗塞では最も多い症状です。
 
・感覚障害
左右どちらかの半身に皮膚のしびれや麻痺を感じます。
 
失語障害と構音障害があります。失語障害は相手の話を理解できるのに、自分がうまくしゃべれない場合です。また、相手の話す内容が理解できず、的外れな返事をすることもあります。構音障害は、舌が回らずにうまくしゃべれない、いわゆるろれつの回らない状態です。お酒に酔ったときのように、繰り返し言葉がうまくいえなくなることもあります。
 
右目で見ても左目で見ても、あるいは両目で見ても、視野の左右どちらかが見えなくなります。ときには4分の1だけ欠けることもあります。
 
・めまい
グルグル回る回転性のめまいと、グラグラ揺れる浮動性のめまいが急に起こります。
 
・運動失調
力が入るのに体がふらついたり、動きがぎこちなくなります。座っていても体が揺れてしまいます。小脳に梗塞が起こったときに現れる症状です。
 
・複視
両目で見たときに、物が2重に見えます。片目で見たときに2重に見えるのは、脳梗塞の症状ではありません。脳幹に障害が起こったときに、眼球を動かす神経が冒されて現れる症状です。
 
・頭痛
大きな梗塞が発生して、脳浮腫が起こると、頭痛や嘔吐が起こります。突然の激しい頭痛のときは、くも膜下出血の可能性もあります。
 
・健忘
急激に物忘れが起こることがあります。健忘症が徐々に現れる認知症とは違います。
 
・失行、失認
失行は、手足の動かし方が分からなくなる症状です。服の着方や脱ぎ方が分からなくなります。失認は、左右の区別、手指の名前、簡単な計算が分からなくなります。
「隠れ脳梗塞は自分で治す より」
 
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「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は老化を防ぐうえで、もっとも重要なビタミンとされています。
また、老人性認知症患者の脳にはビタミンB12が不足しているという報告もされています。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるためにビタミンB12に注目していただきたいと思います。