再発予防には薬も有効 リハビリには家族の理解が大切

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再発予防には薬も有効 リハビリには家族の理解が大切
 
脳梗塞の再発予防には、生活習慣の改善による血管ケアが第一です。
 
しかし、血栓ができない血管状態を作るには、しばらく時間がかかります。
当面、次の発作を防ぐためには、薬を飲むことが必要になります。
 
一般的な薬としては、抗血小板剤のアスピリンです。
頭痛の痛み止めに使用されるアスピリンと同じものです。
血小板が固まって血栓ができるのを防いでくれます。
 
そのほかに、バナルジン、ブレタールなどの薬が処方されることもあります。
 
脳梗塞の発作は、血圧が急に上がったときに起こることが多いといわれています。
イライラしたり、かっとなったり、興奮したりすると血圧が上がりやすくなります。
精神的なストレスをコントロールすることが大切です。
 
そのほかの要因としては、急に冷たい風に当たったり、気温差があるところに出るのはよくありません。
浴室の脱衣所が寒いと、血圧の上下が激しくなり、発作が起こりやすくなります。
また、冬に温かい布団からトイレに駆け込むのも危険な行為です。
朝の寒風摩擦も厳禁です。
 
トイレで気張るのも血圧を上げる要因となります。
排尿をすると逆に血圧が下がり、立ちくらみやめまいが起こります。
 
いずれにしても、血圧の急激な変動は避けたほうがいいでしょう。
 
脱水症状も血栓を作りやすくします。
お風呂は汗をかいて脱水状態になりやすいので、十分に水分を補給してください。
 
また、寝ているときも意外と汗をたくさんかいています。
早朝に脳梗塞発作が多いのは、血圧が変動しやすいことに加えて、脱水症状になりやすいからです。
のどが乾いたら、夜でもすぐに水を飲むくせをつけましょう。
 
 最近は熱中症が問題になっています。
脳梗塞の心配がある人は、特に水分の補給を忘れないようにしてください。
 
 脳梗塞を起こしたら、筋肉の萎縮や関節が固まるのを防ぐために、リハビリが必要になります。
 
 リハビリには、急性期、回復期、維持期に合わせたメニューがあります。
リハビリの専門医が、意識のレベル、運動障害、感覚障害、関節の可動域などを確認しながら計画を立ててくれるはずです。
 
 そのほか、リハビリ中は筋肉が落ちないようにすることが大切です。
また、周囲の人と話したり、じっと寝たきりにならないようにしてください。
「隠れ脳梗塞は自分で治す より」
 
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「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は老化を防ぐうえで、もっとも重要なビタミンとされています。
また、老人性認知症患者の脳にはビタミンB12が不足しているという報告もされています。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるためにビタミンB12に注目していただきたいと思います。