40代以降に増えてくるラクナー梗塞は脳の働きを悪くする
MRIで中高年の人の脳の画像を撮ると、健康な人でも、ところどころに小さな斑点が見られることがよくあります。
その多くは、脳細胞の一部が死んだ脳浮腫ですが、直径8ミリくらいの大きさになったものを「ラクナー梗塞」と呼んでいます。
たとえば、一時的に意識がなくなる、皮膚の一部がしびれたり、引きつったり、触覚が変になるなどの感覚異常が起こる、手や足が動かなくなる、などといった症状です。
このような症状は、たいてい15分ぐらい消えてしまうので、「たいしたことはないだろう」と考えがちですが、実は脳の中でこのような梗塞が起きているので軽視できません。
こんなことがわかるようになったのも、MRIが普及し始めた1990年以降のことです。
「脳ボケはNO!脳を悦ばせて生涯現役 より」
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脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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