【動脈硬化症】動脈硬化症を知る

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動脈硬化症】動脈硬化症を知る

動脈硬化症を知る
動脈硬化は、動脈が硬く脆くなった状態です。
血管を傷める何かしらの因子により、弾力性が失われて硬化したり、内部にさまざまな物質が沈着して血管の内腔が狭くなったり詰まってしまったり、動脈瘤ができたり、全体的に拡張したり、裂けてしまったり、出血したりすることにより、組織や臓器全体に血行障害を起こす病態を総称して、動脈硬化性病変といいます。

動脈硬化には動脈硬化の起き方、起こる部位により、次の3タイプに分類されます。

アテローム(粥状 いくじょう)硬化は大動脈、脳動、冠動脈の比較的太い動脈に起こるもので、内膜にコレステロールなどの脂肪からなるドロドロとした粥状物質が蓄積して、粥状硬化斑ができて次第に肥厚することで、動脈の内腔を狭めてしまいます。

動脈硬化は脳や腎臓の細い動脈に起きやすく、血管構造の禅僧に対して脆く破れやすくなってしまった状態で、閉塞したり、壁全体が破裂して出血したりするものです。

中膜硬化は大動脈や下肢、頸部の動脈に起こりやすく、動脈の中膜にカルシウムが蓄積して硬くなり、中膜が脆くなってしまったものです。

動脈硬化を助長する原因
動脈硬化を助長する原因は肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧、喫煙、高ホモシステイン血症、運動不足、ストレス、加齢などですが、このごろよく耳にする内臓脂肪による肥満は、インスリン抵抗性を生じて代謝異常を起こし、高脂血症、糖尿病、高血圧を誘発しますが、これにより動脈硬化の進行がさらに進んでしまうといった悪循環を引き起こします。

肥満にともなう動脈硬化、虚血性心疾患(狭心症心筋梗塞)などを引き起こす症候を、メタボリックシンドローム(代謝症候群)と呼びます。

動脈硬化による疾患の代表例が心筋梗塞脳梗塞ですが、この2つの疾患をあわせると日本の死亡原因の30%以上を占めることになります。
これは、動脈硬化がいかに人体にとって有害であるかを示しているのではないかと思います。

動脈硬化の進行を食い止めるには、危険因子と呼ばれる糖尿病、高脂血症、高血圧、喫煙などのコントロールが重要となります。
「脳の病気 より」

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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html