認知症を防ぐためには、規則正しい生活を送り、適度の運動・食事をとることですが、これが簡単なようで最も難しいことです。
禁煙を行い、アルコールのとりすぎにも、注意する必要があります。
適度な運動・睡眠は、肥満の予防とともに、疲労回復のためにも大切です。偏食を避け、魚や緑黄色野菜を十分に摂取することは悪玉コレステロール(LDL-C)を下げ、高脂血症を防ぎます。とくに魚の中でも、いわしやさんまなどにはエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサキサエン酸(DHC)などの多価不飽和脂肪酸がたくさん含まれていて、中性脂肪の低下や血圧降下に作用があります。
また、ビタミンB群や抗酸化物、ミネラルを十分に摂取することも大事と考えられています。
最近では音読や計算など、認知症を防ぐための教材も書店で見かけるようになりました。本や新聞を読んだり、人と交わりたくさん話をするなどして、脳を活発に動かすことが認知症を予防・改善する、という報告が増えています。
「手を動かしたり、運動したりすることも効果がありますか?」とよく聞かれますが、大切なことは、1日ボーッとしていることではなく脳を活発に動かすことですから、音読や計算同様、認知症予防に効果があると思います。
≪認知症を防ぐためには≫
1.規則正しい生活、適度の運動、食事休息
3.脳を活発に動かす!(会話、社会活動、読書、音読、計算なども有効)
「脳の病気 より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
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