肝臓が疲れてしまうとやる気がなくなります

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肝臓が疲れてしまうとやる気がなくなります
 
肝臓というのは、脳の機能の影響をうんと受ける臓器です。
だからストレスの影響をモロに受けます。
 
ふつう肝機能障害というと、お酒の飲みすぎがあげられます。
お酒(アルコール)を飲むと、肝機能が悪くなって、GTPなどが上がってきます。
しかし肝機能を悪くするのは、お酒ばかりじゃありません。
 
ストレスがあると、脳からの命令で、肝機能が「働きすぎる」ようになるのです。
そうすると、肝機能が悪くなってきます。
脳からの命令で、肝臓に行く血管にも影響がでてきます。
 
私たちの身体は、ストレスに襲われると、それに向って闘いを挑まなければなりません。
人類の歴史の中で、これは身についた生理機能です。
 
では、肝機能はどのように「働きすぎる」のでしょうか?
たとえばストレスがあるとき、私たちの副腎皮質ホルモンを出します。
これが出ると、肝臓はブドウ糖をたくさん出そうとして、せっせと働きます。
肝臓がこのような状態になっていると、私たちの身体はものすごく疲れてしまうのです。
 
簡単にいえば、ブドウ糖を出そうとして、肝臓が働きすぎ、疲れてしまうわけです。
肝臓が疲れてしまうと、何もやる気がしなくなります。
ストレスがあると、何もしたくなくなるほど疲れるのは、こういうわけです。
暑いと、肝臓はあまり働かなくなるので、何もしたくなくなるのですが、これと同じことです。
 
さて、このように温度が高くなると、肝臓は働かなくなるのですが、一方、ほかの臓器は活動が活発になります。
というのも、暑くなると、熱を外に出さなければならないわけですから、身体の血液をうんと回転させて、つまりエンジンをふかさなければならないからです。
だから、心臓も非常に働くようになるのです。
「病気にならない血液と脳をつくる より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
しかしビタミンB12葉酸が欠乏していると、ホモシステインが増え、その結果、血栓ができ、心筋梗塞脳梗塞を引き起こします。 
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
 
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