乾燥肌を予防する、緑黄色野菜と話題の油の組み合わせ

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乾燥肌を予防する、緑黄色野菜と話題の油の組み合わせ
 
寒い季節になると、多くの人が悩まされる乾燥肌。
冬になると皮脂の分泌が減るので、健康な肌の人でも乾燥肌になりがちですが、人によっては、春や夏でも、乾燥肌になることがあるようです。
そういう人は、せっせとクリームを塗ったり、外側から保湿に精を出しても、なかなかよくならないことが多いでしょう。
実はそこには、意外な原因が隠れている可能性があります。
 
それは、ビタミンAの不足。
ビタミンAが不足すると、汗腺と脂腺の機能が低下して皮脂膜がうまく作られなくなります。
また、肌の角化が不安定になり、角質の保湿機能が低下してしまうのです。
 
ですから、乾燥肌対策としては、カラダの中でビタミンAになるβ-カロテンが豊富な緑黄色野菜をたっぷり食べることがとても大切です。
 
緑黄色野菜には、ビタミンC、ビタミンEなども豊富なものも多いので、肌によい栄養素が一度にいろいろとれます。
しかも、ビタミンEは皮膚の血液循環をよくするので、寒さの皮膚に対する影響を防いでくれる働きもあるのです。
 
乾燥肌の予防のために緑黄色野菜を食べる際、ぜひ覚えておいていただきたいのが、亜麻仁油やシソ油と一緒に食べることです。
これには、大きくふたつの利点があります。
 
まず、ビタミンAとビタミンEは脂溶性のビタミンなので、油と一緒にいただくことで、これらのビタミンの吸収がよくなります。
そして、これらの油に含まれている必須脂肪酸は、皮脂膜の生成に役立ちます。
必須脂肪酸とは、カラダの中で合成することができないので、必ず食べ物からとる必要がある脂肪酸のことです。
 
つまり、緑黄色野菜に亜麻仁油やシソ油のいずれかをかけていただくのは、まさに美肌にぴったりのメニューといえるでしょう。
 
そうはいっても、亜麻仁油やシソ油も油に変わりないので、とりすぎはいけません。
1日大さじ1杯、多くても2杯までです。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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