「規則正しく」食べなくてもいい

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「規則正しく」食べなくてもいい
 
「1日3食、朝昼晩と規則正しく食べなければならない」。
 
その思い込みは、40歳以降は捨てていきましょう。
 
もちろん、規則正しく食べることは良いことですが、食欲がないのに食べたり、「夕食を食べていないから」と寝る前に食べたりはしなくていい、と考えます。
 
また、朝は元気に体を動かすためにしっかり食べる、夜も豪華に何品も並べてがっつり食べなくては、という考えもありますが、「老化予防」を中心にとらえると、そのとり方も少し工夫が必要になってきます。
 
まず、朝は「排泄」の時間。
午前中は食べることよりも、「出すこと=排泄」を大事にしたいのです。
 
眠っている間に、私たちの体は全身のすみずみの細胞の修復を行なっています。
朝はその結果、内側から出てきた老廃物をしっかりと排出することが先決です。
 
朝は、おかゆに漬け物、野菜のみそ汁や果物などで軽めにすませ、内臓に過剰な負担をかけずに、すっきり排泄することに重きをおきましょう。
 
いっぽう、夜は「吸収」の時間帯です。
夜の食事はボリュームいっぱいになりがちですが、夜の糖質は「体の衰え」になりやすく、また、夜間の成長ホルモンの分泌を抑えてしまうので、できるだけとらないほうが懸命。
特に、ご飯やパンなどの主食はごく軽めにするといいでしょう。
 
そのかわり、日中は消化機能が万全に働いているので、昼食はしっかりと、好きなものを食べてOKです。
ただし、揚げ物やサラダ油を使った炒め物はなるべく避けて、野菜やタンパク質をしっかりとるように意識するといいでしょう。
 
 「時間が来たら食べる」習慣をやめる
時間よりも「空腹感」に合わせて食べる。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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