
歯周病治療で糖尿病を改善、歯磨きでがんを減らす
歯は、全身の病気と深く関わっています。
しかも、歯周ポケットが深くなると、葉の根元についた歯周病菌が歯茎の毛細血管から大きな血管に入り、心臓に送られ、全身の血管を駆け巡ることになります。
歯茎に炎症を起こし、歯を支えている骨を溶かす原因である菌が全身を駆け巡るのですから、いいわけがありません。
また糖尿病も、歯周病と深いかかわりがあります。
しかも、糖尿病の人が歯周病を治療すると、糖尿病までよくなることもわかってきました。
一方、糖尿病によって歯周病が増えるのは、糖尿病が進行すると喉が渇くようになるのですが、その際、口も乾くようになります。
口が渇くということは唾液が少なくなっているわけで、細菌が繁殖しやすくなるのです。
また、糖尿病によって免疫力が下がることも歯周病になりやすくすると言われています。
こうした歯周病と全身の病気との関係は、耳にしたことがある人もいるでしょう。
では、歯磨きとがんの関係については知っていますか?
愛知県ガンセンター研究所の研究では一日1回歯を磨く人に比べて、一日に2回以上歯を磨く人はこれらのがんになるリスクが2割ほど低く、1回も磨かない人は7割も高かったそうです。
歯磨きとがんがなぜ関係するのでしょうか。
それは歯を磨かないと口の中の細菌が増加して発がん物質を増やすからではないかと考えられています。
歯磨きの回数でがんのリスクが変わるとは驚きかもしれませんが、ただ毎日歯磨きをするだけでがんになるリスクを減らせるなら、習慣にしないほうがもったいないと思いませんか?
「90歳まで元気で生きる人の7つの習慣 より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
ビタミンB12の働き
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