誰も気づかなかった血管強化

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誰も気づかなかった血管強化
 
血管が健康のために非常に大事だということがおわかりでしょうか?
血管が大事だと理解できたなら、次に必要なことは何でしょうか?
それは、血管によいことを取り入れ、悪いことを排除すること。
そして、血管を健康的につくり上げる、健康的に強化していくことです。
 
この血管を強化するという考えは、今まであまり重要視されてきませんでした。
何しろ目立たない存在ですからね。
でも、考えてみてください。
血管はカラダのどこにありますか?
頭の先からつま先まで、まさにカラダの隅々まで、くまなく張りめぐらされています。
 
脳は頭の中だけ、腸や肝臓はお腹の中だけにしかありません。
もちろん、すべての臓器それぞれが、非常に大切なものであることは言うまでもありません。
では、そのすべての臓器をつないでるものは?
 
「血管」です。
 
血管は全身のあらゆる臓器、器官の橋渡し役となって全身をコントロールしています。
血管がうまくバランスをとるからこそ、全身の臓器は互いにつながり合い、協力し合うことができます。
 
また、血管はすべての器官へ栄養を送る大切なパイプになっています。
パイプ(血管)が汚れていては、汚れの混じった栄養分(汚い血液)が全身へ運ばれることになります。
すると、全身の臓器の栄養状態が低下し、あらゆる臓器の機能も弱っていきます。
 
同様に、血管が途中で狭くなったり詰まったたりすると、血行不良に陥ります。
すると、同様に臓器に十分な栄養が運ばれなくなり、内蔵の機能はどんどん低下していきます。
 
それが、まさに病気の種となっていくのです。
 
どんなに器官が正常でも、血管が正しく機能していなければ始まりません。
ということは、正しく血管を強化することができれば、全身に十分な栄養が行き届くことになります。
 
血管を強化できれば、健康がもれなく手に入るということですね。
まさに、血管は健康の土台と言えます。
ただ、血管強化を始める上で忘れてはいけないことがあります。
 
それは「血管は甘やかすとサボる」ということです。
 
血管は常に刺激を受けていないと簡単に衰えてしまうのです。
血管強化の正しい方法を知った上でそれを維持し続けること。
あとはやるだけですよ。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
さらに、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12について?
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