弱った副腎をいたわる、体のデトックス法

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弱った副腎をいたわる、体のデトックス
 
「腸・肝臓・発汗」で、体内の毒出し
 
 潜病を回復させるには、ビタミンB群のような副腎をサポートする栄養素を補給するのと同時に、副腎の負担を減らす必要があります。
その方法が「デトックス」です。
 
ストレスは精神的なものばかりではありません。
タバコの煙や排出ガス、薬や化粧品などの化学物質、食品添加物など、体に入ってくる異物や毒素は体にとってストレスになります。
これに対して抗ストレスホルモンを分泌して対抗するのが、副腎です。
たくさんの異物か入ってくれば、副腎が酷使されて潜病につながります。
 
そうならないためには、ストレスになる物質を体に入れないように心がけなければなりません。
禁煙したり、食品添加物の入った加工食品は控えたりする必要があります。
ただ、いくら気をつけても、体に入ってくる異物や毒素をゼロにするのは不可能です。
 
そこで重要になるのが毒出し=デトックスです。
体に入ってきた悪いものをできるだけスムーズに排出できれば、体が受けるストレスも減り、副腎を休ませることができます。
 
私たちの体で主にデトックスの役割を担うのが、「腸・肝臓・汗」です。
 
腸は、異物や毒素を便として排出する働きがあります。
腸壁には、口や皮膚から入った異物がこれ以上体内に侵入しないようにシャットアウトする働きがあるのです。
 
しかし、アルコールなど腸壁から吸収されてしまうものもあります。
それは肝臓が無毒化して、尿や胆汁を通じて体の外へ排出します。
 
このようにして体に入った毒素の75%は便として、20%は尿として排出されます。
そして残りは汗や皮膚、髪の毛から排泄されます。
 
ストレスの元となる毒素をうまく体外へ出すには、腸や肝臓の機能を高めること、汗をかくことで、デトックス機能を活性化する必要があります。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12について?
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