無視できない脳疲労と寿命の関系

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無視できない脳疲労と寿命の関系 
 
世界には、「ブルーゾーン」と呼ばれる地域があります。
これは他の地域と比べて、100歳以上まで生きる確立が極めて高い地域のことで酢。
 
具体的に「ブルーゾーン」がどこかといえば、イタリアのサルデーニャ島に、カリフォルニア州のロマリンダ、コスタリカのニコヤ半島、そしてギリシャイカリア島など。
日本の沖縄も、かつては含まれていました。
 
そこで、ここに住む人たちがいったいどんな生活をしているのか?
 
その長生きの秘密について、多くの調査がこれまで行われてきています。
 
では、それがどんな生活かといえば、身体疲労に悪いことを、案外とやっていたりするのです。
 
糖質もそれなりにとっているし、肉も食べれば、酒も飲む、だから体の疲れは、案外と感じることがあるのではないかと思います。
 
ただ、「ブルーゾーン」の地域に住む人々は、心理的なストレスとは、ほとんど無縁の生活をしています。
 
あくせくと時間に追われるようなことがなく、自然の中でゆらゆらと生活をする。
 
人とのコミュニケーションも活発で、歳をとっても豊かな人間関係に満たされているわけです。
 
そこから言えるのは、寿命を延ばすには、身体疲労とともに「脳疲労」も重要だということでしょう。
 
実際、現代を生きる人たちの疲労は、その多くがストレスからくる「脳疲労」によって起こります。
 
脳へのストレスがかかりすぎると、“ホルモンタンク”が過度に消費され、副腎疲労につながり、最後は脳も身体も疲れきった状態になってしまうでしょう。
 
●習慣から脳疲労を消していく
 
脳がストレスで疲労を感じるから、身体のほうにも疲労が出る。
 
ですから、いくら食事を改善し、体力をつけて「身体疲労」を取り除いたとしても、疲れた脳はまた、疲労を身体に蓄積させるでしょう。
 
それを防ぐには、脳を疲れさせ“ホルモンタンク”を浪費させる原因であるストレスのほうを何とかするしかありません。
 
しかし「ストレスをなくす」と言った場合、多くの人は仕事を変えたり、あるいは人間関係を変えたりと、外部環境を変えることを考えるでしょう。
 
それは、決して簡単なことではありません。
 
ただ、「ストレスを感じにくくなる体質をつくること」は、生活習慣の面からも可能です。
 
そして無用なストレスを感じなくなれば、“ホルモンタンク”も健全に維持できます。
 
その視点から、「脳疲労」を防ぐことを考えてみましょう。
「最高の疲労回復法 より」
 
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。
1だけではありません。
2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
 
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
また、アルツハイマー認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。
 
ビタミンB12について?
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