★脳と神経の修復・再生のビタミンB12★

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★脳と神経の修復・再生のビタミンB12★



 <概要> 

ビタミンB12は、当初、悪性貧血に対して効果を示す物質として牛の肝臓から発見され、赤いビタミンとも呼ばれる。
中心にコバルト原子を含み、他のビタミンと比べて非常に複雑で分子量が大きい。
レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていないが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれる。
水溶性でありながら親油性もあわせ持ち、他の水溶性ビタミンが入り込むことの出来ない体の各所に浸透する。
通常、サプリメントにはシアノコバラミンの形で使われ、効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなくほかのビタミンB群と一緒に摂取することが望ましい。

ビタミンB12は核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系とのかかわりが深い。
また、ビタミンB6や葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがある。
ビタミンB12の酵素としての役割は、核酸とタンパク質の生合成に必要なメチル基を転移させることにある。
これによって細胞が新しく生まれ変わり、傷ついた組織の修復が行われることによって、体の不調を治す「修理工」として働く。

ビタミンB12の1日当たりの所要量は2.4マイクログラムで、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収される。
このため手術で胃や小腸を切除した場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現れる。
また、妊娠中の女性や菜食主義者もビタミンB12が不足しやすい。



 <効能> 

かつて、脳細胞は減少するだけで増殖することが無いといわれていたが、ビタミンB12によって脳細胞や脳神経の再生・修復が行なわれることが報告されている。
このため、ビタミンB12の摂取によって不眠症も、パニック障害認知症アルツハイマー自律神経失調症など、脳や神経に関わる症状の改善が行われる。

動脈硬化を防ぐとともに、脳の血管を修復することによって、脳梗塞、隠れ脳梗塞、脳溢血、脳血栓が予防、改善される。

また、最近の研究でビタミンB12には、免疫機能を正常に維持する働きがあることが判明しており、各種の免疫疾患や糖尿病の改善に効果が期待される。

ビタミンB12を取り込む際に他の物質も同時に入れることによって強壮、免疫力向上等につながるとして効率性を挙げている。

 関連URL http://www.endokoro.com/libra/v_effect_top.html