脱・いかにもおじさん、いかにもおばさん

f:id:endokoro728:20191114204804j:plain

脱・いかにもおじさん、いかにもおばさん

 

休みの日、パジャマやホームウェアをずっと着ていたせいで、ダラダラと時間を過ごしてしまった。

けれど、服を着替えたらスイッチが入って、有意義な時間を過ごせた。

 

皆さんはそんな経験をお持ちではないでしょうか。

 

また、出勤前にネクタイをしめると仕事モードになる、お化粧をしたり、外出着になると背筋が伸びる。

そういった気持ちはきっとわかるはずです。

 

昔は、心のありようは内面から湧き出るものだと考えられていましたが、現代の行動療法や認知科学の世界では、「人の心のありようは、外側から規定される」という考え方が強まっています。

 

つまり、人は行動によって心のありようが変わり、それに伴って体の状態も変化する。

自発的に心が浮き立つような行動をとることで、脳や体を元気にすることができると考えられます。

 

だからこそ、心も体も、もちろん感情も若々しくいたいと思うなら、まず外見から変えていくのも一つの方法です。

 

「もう、年も年だし、格好なんかどうでもいい」と投げやりになって、くすんだ色のヨレヨレの服で、いかにもおじさん、いかにもおばさんスタイルでいると、気持ちや体調までもそちらに引きずられてしまいます。

 

気がつかぬうちに、背が丸くなり、しぐさや話題まで、いかにもおじさん、いかにもおばさんになってしまうのです。

 

たとえば、ちょっと張り切って、若々しいデザインの服をチョイスすると、「話題のおしゃれなカフェに行こうかな」「銀座でウィンドウショッピングでもしようかなと活動的な気分になります。

 

しかし、いかにもおじさん、いかにもおばさんスタイルでいると、「今日はコンビニ弁当でいいや」「こんな格好だから、地元から出なくていいや」となってしまいます。

 

行動範囲が広くなればそれだけ活動量も増えますし、さまざまな刺激を得ることができますが、家の周りをうろうろするだけではそうはいきません。

 

また、素敵な服装をしていると気持ちが華やぎ、誰かと会いたい、誰かと話したいという気持ちになりますが、どうでもいい服装の時には、「こんな格好は誰かに見られたくない」「今日は誰にも会いたくない」という気持ちになってしまうでしょう。

 

服装によって脳が受ける刺激の量や運動量に大きな違いがでるのですから、たかが服装、されど服装なのです。

 

「形から入る」という言葉がありますが、若々しいスタイルを心がけることで心がウキウキすると、ホルモンの分泌や前頭葉の活動が活発化されます。

 

頭からつま先まで気合の入った服装をするのは難しいとしても、男性なら、いつもより若々しいネクタイ、女性なら、鮮やかな色をさし色としてファッションの中に取り込むだけでも、アンチエイジングには効果があるのです。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

ビタミンB群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

なかでも注目が、ビタミンB12です。

古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

http://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

http://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12