筋肉が落ちるとぜんぜん痩せなくなる

f:id:endokoro728:20211022175200j:plain

筋肉が落ちるとぜんぜん痩せなくなる

 

代謝アップがダイエットのカギ

 

体重が減るなら別に筋肉が減っても構わないと思っている人も多いかもしれません。

しかし、筋肉は体を動かしたり、姿勢を維持したりする働きがある以前に、ダイエットにおいても重要な基礎代謝を上げるという役割を担っています

 

まだ、基礎代謝についておさらいしたいと思います。

基礎代謝とは体温維持や、心臓や肺などを動かして生命を維持するなど、生きているだけで必要不可欠なエネルギーのこと。

1日の消費エネルギーの主な内訳はこの基礎代謝が6~7割、運動に伴う代謝(身体活動代謝+非運動性身体活動代謝)が2~3割、食事に伴う代謝(D-T)が1割の3つ。

さらに基礎代謝量が使われている内訳を見ると、全体の20%を筋肉が消費しています。

 

このため。食事制限ダイエットで全身の筋肉が減ってしまうと、基礎代謝も低下して太りやすくなってしまうのです。

逆にいうと、肝臓や脳は鍛えることができないので、基礎代謝を上げたいならば筋肉量の維持や増加が必要なのです。

 

筋肉が減ると体力も低下するので日常での運動量も落ち、消費エネルギーも低下しかねません。

そして筋肉が減少するとボディラインもぼんやりとしてしまい、理想の体型からどんどん遠ざかってしまいます。

 

この悪循環に陥らないためにも、筋肉量を増やし代謝を高めることが重要なのです。

 

筋肉の主な働き

 

・熱をつくり代謝を上げる

筋肉は使われていない間も熱を生み出し、体温を維持しています。

筋肉量が増えると熱の発生量も増えるため、ダイエットでは重要な役割を果たします。

 

・体を動かす

吊革につかまる、階段を降りる、頷くなどの日常的な動作から、全身を動かすような運動をするための力の源となります。

 

・姿勢を維持する

筋肉には骨と骨をつないで安定させる役割があります。

直立したり、座っているときにも重力に対抗しようとする筋肉が働き、姿勢を維持します。

 

・体を守る

腹腔の中にある内臓の外側には、腹筋や背筋があります。

そのため、外部の衝撃から内臓を守る役割も担っています。

 

・水分を蓄える

筋肉は水分を蓄えるタンクのような働きをしていて、75~80%もの水分を含むことができます。

筋肉が少ない人は水を飲んでも体内に溜めておくことが難しく、脱水症状を起こしやすくなります。

 

・ポンプの役割を担う

心臓から送り出される血液を再び心臓に戻す際、筋肉が伸びたり縮んだりすることで、ポンプ機能が働き、血液の循環が促進されます。

 

・免疫力をアップする

免疫細胞はグルタミンというアミノ酸の一種をエネルギーとして使っています。

このグルタミンは筋肉内に多く蓄えられているので、筋肉量の増加は免疫機能アップに役立ちます。

たんぱく質の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

 

人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12