わずか10分間の運動で「若返りホルモン」が増える!

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わずか10分間の運動で「若返りホルモン」が増える!
 
軽い筋トレ習慣は、成長ホルモンの分泌を高めます。
 
成長ホルモンは、運動で傷ついた筋肉を修復したり、その量を増やしたりする働きをもちます。
また、日中にダメージを受けた肌のハリやツヤをよみがえらせたり、体脂肪を燃やしたりする働きもあります。
 
成長ホルモンは体づくりに重要な役割を持つため、「若返りホルモン」とも呼ばれます。
 
脳の中心部にある脳下垂体から分泌され、分泌量は骨の成長が止まる20歳ころにピークに達し、その後は加齢とともに減少していきます。
40歳になると半減し、60歳では40歳時の半分になってしまいます。
 
分泌量が低下すると筋肉量や骨密度が減少し、体力が落ちて疲れやすくなり、免疫力も高まります。
 
心づくりでも大きな働きを持ち、記憶力維持や情緒安定に関係しています。
 
このように成長ホルモンは、アンチエイジングと切っても切れない関係にあるのです。
 
成長ホルモンの増強には「食事」「運動」「睡眠」が大きく関わっています。
運動ではとくに、同じ姿勢を維持して筋肉に負荷をかけることが有効です。
 
《「若返りホルモン」を増やす習慣》
 
「食事」
就寝前の甘いもの、アルコールは厳禁!
夕食では、炭水化物を減らし良質のたんぱく質を増やす。
 
「運動」
10分間の筋トレを!
・腕立て伏せ
・軽いスクワット
 
「睡眠」
夕食の3時間後に寝る。
50代からの「老いない体」のつくり方 より」
 
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12の働き
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