食事療法:ビタミン、ミネラルの不足に注意しバランスよく食べる

イメージ 1

食事療法:ビタミン、ミネラルの不足に注意しバランスよく食べる

食事療法の第二のポイントは、食時の質です。栄養の偏りも代謝の乱れにかかわってくるので、食事の献立に配慮し、体に必要な栄養素をバランスよく摂取することが大事です。

かつて、糖尿病の食事療法は、糖質さえ減らせば治る、と考えられていた時代がありました。
糖尿病の食事療法が始められるようになった初期、18世紀末ころには、糖質の多い炭水化物を極端に制限した食事療法が行われたといいます。
なるほど、糖質の代謝に異常が起きることによって糖尿病は発症するので、一理はあるといえるでしょう。

しかし、糖質を断っても糖尿病はよくならないことから、19世紀末ころには、糖質だけでなく、たんぱく質も制限する極端な方法も行われました。
しかし、それでも血糖値は改善せず、体調は悪化し、衰弱していったのです。

以上のような試行錯誤の果て、適切なエネルギー量の摂取とバランスのとれた栄養の食事が、糖尿病の食事療法として何より重要であることがわかってきました。

では、バランスのよい栄養とは、どういう栄養素をどの程度とればよいのでしょうか。

栄養素は、大きくは、糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルに分けられます、
この五つが五大栄養素です。
これらの栄養素を、過不足なくとることが、バランスのよい栄養(の摂取)ということになります。

基本は、1日の総エネルギー量を、三大栄養素といわれる、糖質、たんぱく質、脂質に適切に配分します。

総エネルギーの55~60%を糖質から、15~20%をたんぱく質から、20~25%を脂質からとるのが望ましいと考えられています。
糖尿病に糖質はよくないと思われがちですが、糖質は体の活動エネルギー源です。
体内のたくわえが少ないことからも、常に補給しなければなりません。
1日に最低でも150gはとるようにします。

また、エネルギー摂取量を制限すると、どうしてもビタミンやミネラルなどの微量栄養素が不足しがちなので、これらの栄養素を意識して食事にとり入れることも大切です。
食物繊維も不足しやすいので、1日に20~25gはとるように心がけましょう。

栄養素をバランスよくとるには、同じ食品ばかりくり返し食べないで、いろいろな食品を食べるようにすることが大事です。
ただ、動物性脂肪や塩分はとりすぎの傾向があるので、控えめにしましょう。
生活習慣病にならない方法 より」

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
脳に栄養、休息、ゆとりを与えるビタミンB12!
ビタミンB12は、脳の健康に大切な栄養素です。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

高次脳機能障害5ヶ月が過ぎて・・・
http://d.hatena.ne.jp/yoko_asami/20080525

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html