気持ちいいことはすべて脳によい

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気持ちいいことはすべて脳によい

どんなことに快感を感じるかは個人差もあるのでいちがいにはいえませんが、動物の場合は、食べ物を与えると、腹側被蓋野がよく働いてさまざまな能力が向上します。

では、人間はどうでしょうか?人間の場合は、お金を稼いだときや恋をしたとき、おいしいものを食べたとき、ほめられたときなどにこの腹側被蓋野が働くことが実験によってわかっています。
宝くじで3億円当たったときや、競馬で大穴を当てたときなどは、恐らくドーパミンが大量に噴出して、脳も大いに働くことでしょう。
残念ながら、その経験がないので想像するだけですが。

また、恋愛はいくつになっても腹側被蓋野を働かせます。
中高年になってもどんどん恋愛をして心をときめかせたいものです。

ただ、「そういわれても相手がいない」ということもあります。
しかし、あきらめることはありません。
好きな人の写真を見るだけでも効果があります。
大学生の被験者を対象に、熱烈に愛する人の写真を見せて、脳のどこが働くかを調べた実験がありますが、恋人の写真を見ただけでも腹側被蓋野がよく働くことがわかりました。

ここ数年、韓流ブームで、日本の中高年女性が若い韓国の俳優に熱狂する現象が起きています。
それを揶揄する声もありますが、いくつになっても心ときめく対象がいるのはよいことだと思います。
人生を豊かにしてくれるし、脳の衰えを防いでくれるからです。

おいしいものを食べたときも、ドーパミンが出ます。
食の好みは人それぞれですが、同じ食べるなら、毎日、おいしく食事したいものです。
これは何もぜいたくをしろということではありません。
季節の食材を使い、頭を働かせ工夫して食事を作ること、そしてそれをおいしいと感じながら味わうことが、すなわち脳をよく働かせるのです。
また、食べものではチョコレートが腹側被蓋野を働かせる効果があります。

感情が脳にどのような影響を与えるかについては、まだ解明されていない部分が多いのですが、“気持ちいい”と感じることはすべて脳によいのは事実です。
日頃の生活の中で、自分なりのささやかな至福のときを持つように心がけるといいでしょう。

※中脳に腹側被蓋野(ふくそくひがいや)(別名A10神経核、あるいはVTAともいう)と呼ばれるところがあります。
ここは快感を感じたときに働きます。
腹側被蓋野神経細胞の軸索は、前頭葉と側座核につながっていますが、気持ちのいい刺激を受けてこの腹側被蓋野が働くと、その刺激が側座核と言うところに伝わって、側座核からドーパミンが分泌されます。

腹側被蓋野が働いてドーパミンがでるのは、お金を得たとき、恋をしたとき、おいしいものを食べたとき、ほめられたときなど。
★ 好きな人の写真を見るだけでも腹側被蓋野が働く。
★ 自分なり至福のときを見つけよう。
「脳ボケはNO!脳を悦ばせて生涯現役 より」

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ビタミンB12で脳の機能改善!

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。このシナプスは、年をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働き、細胞の再生・修復、神経線維の修復、神経伝達物質の合成、免疫の正常作用などさまざまな働きがあります。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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