食事調査でわかった意外な危険因子「とりすぎ」だけが問題とはかぎらない

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食事調査でわかった意外な危険因子「とりすぎ」だけが問題とはかぎらない
認知症の患者さんには、「脂肪などのとりすぎ」「魚・野菜のとらなさすぎ」の傾向があることがわかりました。
日本では魚をたくさん食べる習慣があるため、食べない人との差が浮き彫りになったのです。

≪食事調査でわかった意外な危険因子≫

アルツハイマー病の患者さんの食事のパターンをくわしく調べたところ、ある傾向が共通してみられることがわかりました。

1つは、エネルギーや脂肪の「とりすぎ」です。
こうした傾向から、エネルギーオーバーや高脂肪食がアルツハイマー病の危険因子となることがわかりました。

そしてもう1つ、患者さんに共通して見られた傾向が野菜や魚などの食品を「とらなさすぎ」ることです。

欧米では古くから脂肪やエネルギーの「とりすぎ」の危険性が指摘されていましたが、日本ではむしろ、「とらなさすぎ」のほうが目立ちます。

≪とくに高齢になると「とらなさすぎ」が危ない≫

高齢になると食が細くなり、どうしても食べる量が少なくなりがちです。
全体的に栄養が不足し、その結果、ただでさえ不足しがちな野菜や魚を十分にとれなくなり、アルツハイマー病になる危険性が高くなるのです。

アルツハイマー病の人の食習慣≫

アルツハイマー病の患者さんの食習慣をくわしく調べたところ、認知症でない人に比べ、野菜や魚をとる量が少なかったり、極端にかたよった食習慣をもっているケースが多いことがわかりました。

◆ とらなさすぎ
・ 緑黄色野菜を食べる量が少ない
・ 魚を食べる量が少なく、肉を食べる量が多い
・ 野菜が嫌い
・ あまいものを極端にたくさん食べる
・ 特定の食品を大量にとる

◆ かたより
アルツハイマー病の患者さんの食事の好みの傾向には、ケーキや牛乳などの高脂肪食品を大量に食べていたり、通常の食事の後にあんパンや大福をたくさん食べるなどの極端なかたよりが見られるケースがたくさんありました。
認知症を防ぐスーパー健脳食 より」

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ビタミンB12で脳の機能改善!

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
さらに興味深いことは、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/4~1/6程度にまで、低下しているということが明らかにされていることです。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、年をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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