β-カロテンが肺がんを防ぐってほんとう?

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β-カロテンが肺がんを防ぐってほんとう?
<β-カロテン情報>

≪β-カロテンが肺がんを防ぐってほんとう?≫

β-カロテンは体内で生じる活性酸素からからだを守り、発がんを予防するといわれています。

呼吸で体内に取り入れる酸素のうち、2%ぐらいが活性酸素になります。
活性酸素はたいへんな暴れもので、からだのあちこちを酸化し、傷つけ、老化を早めたり、がんを誘発します。
人のからだには、活性酸素に対抗する酸化防止システムが幾重にもはりめぐらされています。
しかし、この巧妙な酸化防止システムも年とともに働きが弱まります。

そこで期待されているのが抗酸化物質です。
β-カロテンの摂取量の少ない人に肺がんによる死亡率が高く、β-カロテンの多い食事をしている人に肺がん発生率が低いことがわかっています。

1994年に発表されたフィンランドの調査結果は波紋をなげかけました。
ヘビースモーカーを被験者に選んだこの調査では、β-カロテンを与えつづけたグループに肺がんの発生率が高かったのです。

否定的な研究結果が出た原因は、被験者が肺がんの高いリスクを持っていたことに加え、食事ではとれない大量のβ-カロテンを単独で長期間投与したことにあると考えられます。
単独の栄養素への過剰な期待は危険です。
β-カロテンは抗酸化物質のビタミンCやEと協力しています。
α-カロテンやリコピンにより強いがん抑制効果があることも明らかにされています。
こうした成分の豊富な緑黄色野菜や果物をたっぷり食べることが、がん予防に有効でしょう。

≪悪玉コレステロールを減らすはたらきにも、注目!≫

活性酸素を消去するβ-カロテンの作用には、悪玉コレステロールを減らす効果もあります。
「悪玉」と呼ばれ、すっかり悪者扱いされているLDLコレステロールですが、「悪玉」になるのは活性酸素に酸化されるからです。
LDLコレステロールが酸化されると過酸化脂質になります。
これがやがて血管の内壁に沈着して、動脈硬化をひきおこし、狭心症心筋梗塞などの原因ともなります。

LDLコレステロールの酸化防止に強くはたらくのが、β-カロテンとビタミンEです。
アメリカで行われた研究によると、心臓の悪い医師のうち、半数にβ-カロテンを与えたところ、与えない医師に比べて、心筋梗塞の発生が少なかったという結果が出ています。

緑黄色野菜を積極的に食べると同時にビタミンEも併せてとり、心臓病の予防に役立てましょう。

★ 効果的なとり方 ★
β-カロテンは油といっしょにとると吸収率が大幅にアップします。

「からだに効く栄養成分バイブル より」

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筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、いくつものビタミンB群の仲間が必要です。
筋肉や神経を動かすエネルギーをつくるのがB1、神経伝達物質の生成にはたらくのがB6、そしてB12の役目は、神経細胞内の核酸たんぱく質などを合成したり、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてはくれません。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると神経過敏などの症状が起こりやすくなります。 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳・神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、胃の内因子(胃から分泌されるたんぱく質の一種)と結びつくことにより吸収されますが、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために 大量のビタミンB12を補給する必要があります。
高齢者で吸収が悪くなっている人も同様です。
ビタミンB12は動物性食品にしか含まれていないので、菜食主義の人も欠乏症が心配です。

ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。
ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html