食後2時間で脳活性がピークに達する

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食後2時間で脳活性がピークに達する

脳の機能は食後の方がよくなることもわかっています。
ではどういう仕組みでそうなるのでしょう。

体の中にはいろいろな種類の成長因子(増殖因子)があります。
細胞を刺激して細胞の機能をよくしたり、増やしたりしています。
そのひとつに「線維芽細胞成長因子(Fibroblast Growth Factor/FGF)」というものがあります。
FGFは線維芽細胞や血管内皮細胞、脳神経細胞を増加させたり、活性化させる働きがあり、今は神経栄養因子の仲間として考えられています。

マウスを使った実験では、血液中のブドウ糖が増えてくると、FGFが増加して脳神経細胞を活発化させ、特に海馬に作用します。
この作用は食後2時間半くらいがピーク。
この時のFGFはなんと通常の7倍くらいに増えます。

FGFが海馬の脳神経細胞に取り込まれると、海馬の機能を活性化させ、その結果記憶力がアップ。
こうした仕組みによって、食後脳機能は上昇していきます。

食後すぐは、胃や十二指腸などへ血液が集中するため、脳に行く血液は減りボンヤリとします。
お腹がいっぱいになると眠気が襲ってくるのは、そういうわけだったのです。
こんなときは脳の機能もダウンしています。

最大限に「能力」を発揮させるには、どこに食事のタイミングを置くかということが重要です。

食後、脳の機能がもっともよくなるのは、十分食べた食後2時間あたりだと言えます。
そこで、食後はゆっくり休んで、2時間後あたりから仕事や勉強を始めてみてはいかがでしょう。

試験の日なども、食事を終えて2時間後にテストが始まるように工夫するといいかもしれません。
仕事や勉強で結果を出すためには、知識を詰め込むだけではダメです。
脳をベストな状態に置くことも大切なことです。
「もの忘れは怖くない! 健康脳になる より」

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私たちの体をつかさどる司令塔は頭脳です。
一般に、私たちは体の栄養には大変気を使いますが、司令塔である脳の栄養に気を遣ったことかありますか?
脳が十分に活動し、脳に栄養、休息、ゆとりを与えるためには、ビタミンB12がとても重要です。

「人の生涯とともに働き続ける脳細胞のほころび、破れ、故障をビタミンB12で修理再生してこそ、脳が無駄なく働き続ける。
脳をバケツに例えれば、バケツの穴を修理してこそ汲めども尽きぬ、知恵の宝庫が出来上がる。」

ビタミンB12は、生体で最重要とされる核酸たんぱく質の生合成を司っています。
新しい核酸たんぱく質が生まれ、それによって細胞も生まれ変わり、『壊れた組織・細胞』と『新生の組織・細胞』が入れ替わり、ビタミンB12の『修理工』的機能が発現します。
つまり、ビタミンB12により脳の機能低下防止と改善、すなわちここで言う『バケツの穴をふさぐ効果』が行われるのです。

飽食の時代にあって、実は私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから脳にはたえず栄養を与え続けることが理想なのです。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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