悔しい気持ちは脳の力を引き出す

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悔しい気持ちは脳の力を引き出す

【脳に悪い習慣ァ修笋蠅燭ないのに、我慢して勉強する】
★悔しい気持ちは脳の力を引き出す

海馬回が破壊されると、人間は新しいことを覚えることができなくなってしまいます。
しかし、古い記憶を忘れるわけではありません。
つまり、古い記憶は、また別の部位が担っているわけです。

そもそも、記憶機能をつかさどる海馬回は「短期記憶中枢」であるので、人間の記憶は忘れやすくできているものといえます。
人間の記憶のしくみは、主観に左右されて誤るものであると同時に、本来的に忘れやすいものであることも含んで成り立っているわけです。

また、海馬回は思考する機能ももっており、記憶力だけでなく、脳のパフォーマンス全体に深くかかわる部分でもあります。
記憶の話から少し離れますが、この点についても解説したいと思います。

海馬回のすぐ近くにあって、海馬回をリードする役割をもっているのが扁桃核です。
扁桃核は危機感や悔しさを感じる機能をもつ部位であるため、危機感や悔しいという思いが海馬回を本気で働かせ、人間の脳のポテンシャルを引き上げるトリガーになります。

剣道の達人の方から「本物の刀で対戦すると、有段者が素人に勝つとは限らない」というお話を聞きました。
竹刀をもって戦えば、有段者が100%勝てるのに、生きるか死ぬかという状況では、ともすれば素人が勝つこともある――これは、危機感が脳のパフォーマンスを最大限に引き上げることを示したと例といえるでしょう。
「窮鼠、猫をかむ」「火事場の馬鹿力」といった言葉は、人間がこうした脳の反応を体験的に知っていたことからできたものだと考えられます。

ちなみに、危機感のトリガーの話は、裏を返せば「たとえ実力が上であっても、負けてしまうことがある」ことを表しています。

スポーツなどで競り負けてしまう場合によく見られるのが、「自己保存」のクセが働きすぎて守りに入ってしまう反応です。
選手同士が雪上でせめぎ合うスキークロスのレースなどでは、ぶつかりそうになった後ろの選手がはじかれてしまうことがよくあります。
これは、「自己保存」が反応して「危ない」と思うことが原因です。
逆に、もし前を行く選手に先に「危ない」と思わせることができれば、後ろの選手に勝機が生まれます。
こうしたスポーツで「果敢に、積極的に攻める」ことがよしとされるのはこのためです。

扁桃核は、勝負の攻め際を決める際に、非常に重要な役割をはたしているのです。

また、日常生活においては「悔しい」と感じることが、脳の力を引き出す強力なファクターとなります。
というのも、「悔しい、今度こそやってやろう」と思えると、自己報酬神経群が強く働くことになるからです。
悔しいと感じられる「負けず嫌い」は、立派な才能であるといっていいでしょう。

※「自己保存」…脳は自分を守ろうとする本能
※「統一・一貫性」…脳は統一性、一貫性が保たれなくなるような情報を避けようとする本能
非常にわかりやすいのが、人は、自分と反対の意見を言う人を嫌いになるという反応です。
冷静に考えれば、意見が違ったからといって、それを言う人のことまで嫌いになる理由はないはずです。
ところが、脳は自らの意見と異なるものを「統一・一貫性」にはずれるために拒否し、また「自己保存」が働くことによって自分を守ろうとするため、相手の意見を論破しようとさえすることがあります。

※【自己報酬神経群】
自己報酬神経群は、情報が考えるしくみに向かっていくときの「通路」であり、その名前のとおり「自分自身に対する報酬=ごほうび」を与えられることによって機能する神経細胞群です。
人間の脳のなかには、情報の流れにおいて、自分へのごほうびをモチベーションとして機能する部位があるのです。
そして脳内の情報の流れからわかるように、自己報酬神経群が働かなければ、脳は思考力を十分に発揮できず、考えや心、記憶も生まれにくくなってしまいます。
「ごほうびが得られそうだ、得るためにがんばろう」と脳がとらえるからこそ、それがモチベーションとなり、その後の思考力や記憶力が存分に発揮されるということです。
つまり、自分から「ごほうびを得るためにがんばろう」という主体性が伴わなければ、自己報酬神経群は働かないのです。
脳にとっての、ごほうびは利己的な損得の判断よりもっと広く、奥深いものです。
簡単に説明すると「うれしいと感じること」ということになるかもしれません。
これは、自分に役立つことだけでなく、目的や目標を成し遂げたり、人の役に立ったりすることが脳への報酬となることを意味しています。
「脳に悪い7つの習慣 より」

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ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

また、ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html