実は夏に多い「脳梗塞」

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実は夏に多い「脳梗塞
 
がん、心疾患とともに日本人の主な死亡原因になっている脳卒中
中でも血管が詰まる脳梗塞は、冬に起こるものと思われがちですが、実は夏に発症率が高まります。
夏場は汗をかきやすく、体の水分が不足すると、血管が詰まる危険性が高まります。
脳梗塞の発症は夏に跳ね上がり、秋から冬にかけて高止まります。
 
≪暑い夏は脱水症状にならないように気をつけましょう≫
 
人間のからだは、入ってくる水分と出ていく水分の量が均等になることで健康が保たれています。
おだやかな気候の中で、安静に生活しているときでも、不可避尿といって最低限度排出される尿400mlと、不感蒸泄という、汗以外に自然に蒸発する水分900mlとで失われる1300mlは、飲み水や食事からの水分で補給しなければなりません。
 
汗をかいたら、こまめに水分補給をしましょう。
暑いときは、清涼飲料水がほしくなりますが、砂糖をたくさん使っているのでカロリーオーバーになってしまいます。
 
おすすめは糖分のないお茶やミネラルウォーターです。
汗といっしょに失われるミネラルが補給できる、スポーツドリンクなどもよいでしょう。
 
ことに夏場は、脱水症にならぬように、水分補給に努めることがたいせつです。
食事量が少ないと、食物からの水分が不足するので脱水し、しかも高齢になると本人ものどの渇きを自覚しにくいため、気づかずに弱って危険になることもあります。
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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