くよくよ悩んでいると頭の中はどうなっているのか

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くよくよ悩んでいると頭の中はどうなっているのか
 
世の中には、ほんの小さなことでも、くよくよ思い悩む人がいます。
そんな人は、自分で自分の脳をダメにしていると言っていいでしょう。
 
くよくよ悩むと脳が衰えていくのは、一つには脳細胞を損傷させていくからです。
脳は、もともとある程度までのストレスには強いですが、一定限度を超えたストレスを受けると、損傷を負います。
いつもくよくよ悩んでいると、それが強いストレスとなって、脳の活力を損なっていくのです。
 
また、くよくよ悩んでいると、脳の古い皮質の活力が奪われていきます。
脳には、新しい皮質と古い皮質とがあり、新しい皮質は知性と関係し、古い皮質は本能的な欲求と関係しています。
本能に関わる古い皮質の活力が奪われても、新しい皮質が健全なら大丈夫と思うかもしれませんが、そうではありません。
 
古い皮質の活力が奪われると、新しい皮質も機能しなくなるのです。
知力はあっても、やる気がなければ、知的にスイッチが入らなくなるのです。
 
くよくよ悩んでいると、頭を働かそうとしても動かなくなってしまいます。
そんな状態が長く続くと、脳の活力はどんどん衰えていきます。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」
 
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脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。脳を使えば使うほど、これらのシナプスが増えていきます。
脳の中のシナプスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。
 
昔は、脳の神経細胞は生まれたときから増えることはないから、このシナプスを増やすことが、すなわち脳を発達させることだと考えられていました。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。
 
脳を使ってこれらの神経細胞を増やし、なおかつ、シナプスを密にすることが脳を鍛えるということなのです。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
 
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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